買い物から帰ってきた旦那さんとぽけーっとお喋りしていたら、
遠くに赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
あぁ、今分娩中だったんだね。これ待ちだったのかねー、なんてのんびり。


程なくして助産師さんに呼ばれる。
これから、背中に麻酔のチューブを入れるって。
やっぱり出産待ちだったのね。
4時過ぎの事。入院してから2時間経過。


旦那さんと一旦お別れ。
同じ階の処置室に移動。
まず手首に点滴を入れるための管を通すため注射。
合わせて血圧も測り始める。
手首の注射が意外に痛かった。
点滴は、栄養や水分補給のためらしいのだけれど、
今は生理食道水を入れておくらしい。


さてさて、次は硬膜外麻酔のための準備。
背中の腰辺りにある硬膜にチューブを入れるので、
仰向けだった状態から、横を向くように指示される。
横になっていたから、先生の顔が見れなかったけれど女性だった。
週末に入院したら院長が麻酔処置をするのかな。


助産師さんがチューブ挿入の際の姿勢を説明してくれる。
とにかく体をできるだけ丸めておくのだそう。
注射の際にびっくりするかもしれないけれど、
姿勢を変えずに体を丸め続けること、って言われた。


消毒をされてすーっとしている時も、
硬膜の場所を探るために触られている時も、
じーっとじーっとして、ともかく待つ。
ワタシは体が柔らかい方なので苦にならなかったけれど、
人によっては、この格好しんどいかもしれないね。


チューブの挿入はそんなに痛くはなかった。。
ちくん、ちくん、ずーーーんって感じた。
最後のずーーんって、多分チューブが入っていったからじゃないかな。
自分の感覚では、何かが入っている変な感じはあった。
しばらくすると、その感じも落ち着いてきた。
挿入後も、体調を確認するために何回か血圧測定をする。
問題ないようで、ここで麻酔薬を試しに入れてみる。
何か変調があったら伝えるように言われたけれど、変化なし。
問題ないようなので、と、女医さんは去っていく。


続いて田中院長がミニメトロ(*下記参照)を入れるためにやってくる。
再び仰向けで処置するようで、横向きから苦労しながら仰向けに戻る。
その間、院長は「もういつ陣痛が始まっても大丈夫だよ」とか安心するよう話しかけてくれる。
内診の時と同じように足を開いてメトロ挿入。
「薄いから多分入るねー。」
「お、機械使わなくても入ったね。」
「トイレで出たら知らせてね。これで暫く張ると思うけれど。」
なぁんて、ひとりごとに近い言葉も含めて、色々お話してくれながら処理完了。


背中のチューブって、寝ているうちに取れちゃいそうって思って、
助産師さんにも聞いたけれど、テープで固定するから大丈夫みたい。
点滴はしたままで旦那さんが待つ部屋に戻る。


<メトロイリンテル>
水風船のような器具で子宮口を広げます

メトロイリンテル(以下メトロ)とはゴム製の風船のような器具です。
しぼんだ状態で子宮口に挿入し、その中に減菌た水を注入してふくらませます。
減菌した水を使用するのは、万が一、子宮内でメトロが割れてしまったときに、
赤ちゃんが感染するのを防ぐためです。
メトロがふくらむと内側からの圧力で子宮口が押し広げられます。