龍神の雨 () 読了
添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。
溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。
蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。
降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。
彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。
第12回(2010年) 大藪春彦賞受賞
- 龍神の雨 (新潮文庫)/道尾 秀介
- ¥662
- Amazon.co.jp
切ない。切ない。
2組の似た境遇の兄弟(兄妹)の物語。
義理の親への不信感。何が真実なのか。
伏線が複雑に織り込まれていて、
あれよあれよという間にラストへと進む。
家族って、近くて遠いものだなぁ、と。
見えているものが全てではなかったり。
自分が思うよりも相手は反省をしていたり成長をしていたり。
人が触れ合うって本当に難しい。
だからか、余計に人って愛おしい。
改めてそんなことを思ったりした。
切ないお話です。
☆3.5/5