龍神の雨 () 読了


添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。

溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。

蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。

降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。

彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。

第12回(2010年) 大藪春彦賞受賞

龍神の雨 (新潮文庫)/道尾 秀介
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切ない。切ない。

2組の似た境遇の兄弟(兄妹)の物語。

義理の親への不信感。何が真実なのか。

伏線が複雑に織り込まれていて、

あれよあれよという間にラストへと進む。


家族って、近くて遠いものだなぁ、と。

見えているものが全てではなかったり。

自分が思うよりも相手は反省をしていたり成長をしていたり。

人が触れ合うって本当に難しい。

だからか、余計に人って愛おしい。


改めてそんなことを思ったりした。

切ないお話です。


☆3.5/5