赤ちゃんの声をよく聞いて、まねしてみよう
生まれついて言語を獲得する力を持っている赤ちゃん。
言葉の発達に大切なのは、「言葉を教えよう」と気負
って、大人主導で働きかけをすることではなく、赤ち
ゃん自信が何に関心を持っているのかをよく見て、赤
ちゃんを主役にしたやりとりをすることです。
まずは赤ちゃんの出す声をよく聞いて、まねしてみま
しょう。そのまままねしたり、ちょっとアレンジを加
えてまねをしたりして、やりとりを楽しんでみてくだ
さい。赤ちゃんには、大人が自分の声をまねしている
ことがわかっています。ある実験では、生後3ヶ月の
赤ちゃんが、「ママがまねた自分の声」を、さらにま
ねして発声していることが観察されています。
赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり話しましょう
赤ちゃんの言葉を育てるのに大切なのは「話しかけの
量が多いこと」ではありません。たくさん話しかけよ
うとするより、赤ちゃんが何に関心を持っているのか
をよく見て、ゆっくりした短い言葉で語りかけてあげ
ましょう。赤ちゃんは、ちょっと大げさな抑揚をつけ
た言葉が大好き。赤ちゃんのペースに合わせて話しか
けると、赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しくな
ります。
大人同士の会話を聞くことも、言葉の発達には必要です
赤ちゃんが母国語を話せるようになる過程と、大人が
外国語を学ぶ過程とでは、大きな違いが。赤ちゃんは、
単語を1つずつ認識して言葉を覚えるのではなく、場に
応じた言葉づかいや抑揚なども、まるごとみにつけて
いくのです。たとえば、ママが、自分に話しかける口
調、パパとおしゃべりする口調、目上の人と電話で話
す口調などのそれぞれの違いも認識しています。いろ
いろな場面での会話に触れることも、言葉の発達には
大切。ご近所の人や子育て支援センターの保育士さん、
ママ友だちなど、赤ちゃんを連れて、ママがおしゃべ
りできる人に会える場所に出かけられるといいですね。