その昔、毎日残業でくたくたになってタクシーで帰宅してた頃。
目黒の大鳥神社の前を通ると、時折やたらと屋台が出ていることがあった。
すこし余裕があって、起きている時に運転手さんが教えてくれた。
「あぁ、今年も酉の市ですね」
帰宅して、元彼にそれを報告しては、
「来年は行こうね」「次の酉の市は見に行こうね」
そうやって約束したものの、結局実行されることはなかった。
昔のことを思い出したのにもワケがある。
今日はライブに行こうか?ってコトを言っていたのだけれど、
彼の調子がよくなったかったので、彼のおうちに伺おうかという話に。
さて、そろそろ仕事を切り上げようかというところで、彼からの電話。
「酉の市の日だって分かったから、見に行かない?」
そっか、今日だったんだ。
お祭りって、人の熱気があるし、喜びの気がこもっているから好き。
一も二もなく、承諾。
途中、仕事関連で人に捕まるものの、うきうきしながら退社。
花園神社の入り口って、ちょっと狭まってるじゃない。
そこを沢山の人が行き来していて、それだけで興奮する。
その狭い両端に沢山の屋台が。
右やら左やら見て、見慣れない屋台が出ていたりして更に興奮。
多分ちっちゃな子と同じような顔になってるんだろうなぁ。
参拝者は意外に少なく、というより誘導がうまくいっているからかもしれない、
スムーズにお参りすることが出来る。
個人的な願い事は2つ。プラス大きな意味でのお願い事。
終わって、おみくじ。
ここのところ連続で大吉だったけれど、
試験と結婚で運を使い果たしちゃったのかしらん。
末吉でした。
教え
多くの愚者を友とするより
一人の知恵者を友とせよ
天のみ声(明治天皇の御製でした)
家富みて あかぬことなき 身なりとも
人のつとめに おこたるなゆめ
家が裕福となって
名残が惜しく飽き足らないありさまであったとしても
人としての修行を決して怠ってはならぬ
苦しみを逃れて楽しみの多い身となる運、
世のため人のために尽くすならば
よく福は増えて必ず人気が出てくるでしょう。
転居
いそがずに人にまかせるとよいでしょう
縁談
強行すると怒りをまねき、
あとで困ることがあります。
うーん。
やっぱり、みんなからお祝いされて結婚しないといけないのね。
まずは、親をほだすところから始めよう(苦笑
意外なところにお稲荷があって、そちらでもお参り。
さて、ここからはお祭りを楽しもう!ってことで、ご飯の時間。
彼は何度も来ているから屋台マスターらしく(笑
オススメを教えてもらう。
一辺15cmくらいの正方形のでかいお好み焼き。
作ってるところを見ているだけでワクワクする。
タネ焼いて、上に具を沢山載せてソバ乗せて、
最後に目玉焼きもついてくるじゃないか!
ソースをたっぷりにしてもらって、うきうきして神社の裏手へ。
座る瞬間にビニール袋をはい、って差し出されてきょとんとする。
あぁ、座る時の敷物として出してくれたのね。
手提げバックがあるから、それを敷いちゃおうと思ってた。
はて?って顔をしてたのか、
彼から「ほんとに優しくされてないんだねぇ」としみじみと言われる。
あ、いや、その、自分のことは自分でするようにっていう教育方針だった、、はず。
「彼氏にどこか連れてってもらうってあんまりなかったんだよね。色々連れてきたいな」
とか
「いろんなもの見せたいな」
とか
言われて思わず再び泣きそうになる。
なんだか涙もろいなぁ、私。
いや、その、私はあなたがいれば、それで十分だよ。
って、思っていても、なかなか口に出来ない。
色んな所に行くのも好きだし、
色んな物を見るのも好きだし、
それを誰かと、すてきだね、とか、おいしいね、とか、きれいだね、とかとか、
一緒に体験していくことって、とても好きなんだけれど、
でもね。
それが無くったって、ある時間ある場所でその人と一緒にいる、
ただそれだけで、私にとってはシアワセな時間なんだ。
めっちゃ安上がり、ってよく言われるんだけどね(苦笑