うちの娘は不登校でひきこもり。
通信制高校(週5登校型)2年生。
今日もまだすやすや寝ている娘
もちろん不登校。
一昨日の登校の疲れが残っているらしい
2ヶ月ぶりだったからね
実は久しぶりに高校に登校したら、クラスがお通夜のような雰囲気だったらしい
(女子の)
通信制といっても全日制のようなコースなので、友達を作って学校生活を楽しみたいタイプの子が多い学校
毎日登校するので、やはりグループができているらしいんだけど。
最近、クラスの女子は人間関係のゴタゴタで、グループの改変が凄まじいらしい
うちの娘は滅多に登校しない、先生方にも顔を覚えられていない位のレアキャラなので、グループにも属しておらず、基本的には登校したら近くの席の人と話す。
元々ASDなので、皆と仲良くしたいと思う癖があり、グループが苦手である
一昨日もいつものように近くの女子に話しかけたら塩対応だったので、不思議に思っていたら、以前一緒に遊んだ事があるクラスの女子がクラスの状況を教えてくれたそう。
特に今は、来月の研修旅行の班決めなどで、決めるのにピリピリしているんだとか。
娘、そもそも行けるかどうか、自身の不調との闘いなので、班とか気にする余裕もない
娘が今の通信制高校に入って感じたのは、敏感で繊細で不安が強いタイプが多いので、学校でのグループや友達を確保する事に必死な子が多い
学校に話せる友達がいないと、登校できない位の絶望なのかもしれない。
小中学校で傷ついた経験があるからこその、トラウマなのかもしれないな
好きな友達に執着しやすく、それが結果的に誰かを傷つけてしまったり、自身が過剰に傷つく事が、人間関係のトラブルに繋がっていると、娘が1年生の頃の担任は言っていた。
娘は有り難い事に、高校に入学してからは人間関係のトラブルとは無縁である
それは、娘が滅多に登校しない事が大きな理由だろうけど
娘の高校でのお友達も、あまり登校できない子ばかりだ
高校の友達とは学校で会う事は滅多になく、放課後の遊びや自宅でのオンラインゲームや通話、休日の遊びでの関わりがメインだ。
グループで行動する必要のない、個人個人の繋がりなんだと思う。
それに、通信制でも不登校という事は自分のペースを大切にしている子達な訳で、学校での人間関係より、自分の心身に無理をさせないようにする事に重きを置いているから、トラブルになりにくいのかもしれない
娘は中学生の頃、戦場のような荒れた学校で、立っているだけで必死だった
女子の厳しい人間関係の中で余裕がなく
周りからの評価が存在価値で、他者からの評価を上げる事が自身を守る手段と考えていた。
でも不登校になり人との関わりを経った娘は、1年半も自分に向き合う時間ができた。
生きる事自体に苦しむ日々だったけれど、学校という戦場から退いた娘は、SNSという世界で多様な人間が存在する事を学んだ。
発達凸凹や不登校繋がりで知り合うネッ友の中には、自分と同じく極端な思考をする子や、他者からの評価を気にする子が結構いるんだと気づいたそうだ
また、人の感情に関わり過ぎると自分がしんどくなる、自分も引っ張られる事を、ネットの世界で経験し学んだ
人と関わらず自分に向き合う時間が長くあったから、人間関係において、負担がかかる付き合い方を振り返って気づけたのかもしれない。
娘はまだまだ元気とは言えず、学校での人間関係のストレスに耐えられるエネルギーはない。
生きる事に精一杯だ。
ここ数ヶ月、不登校とひきこもりが悪化したのは、結果的にクラスの人間関係のストレスから、自身を守る事に繋がったのかもしれない
ひきこもりなんて、ならない方が良いに決まっていると思うけど。
(苦しいし、早く終わって欲しい
)
でも娘のひきこもりは、娘にとって意味があるのかもしれない
…やっぱり、学校という所属先から早く卒業できるといいなー