6月14日 日曜日。

雨の中、椿大社へ向かって車を走らせた。

以前、 日曜日に誘われて の表題にも記載したが、1週間後のこの日に早速出かけた。

子供たちは興味がないだろうということで、嫁さんと2人で鈴鹿まで。

高速道路を走らせて1時間弱。
椿大社についた。

雨上がりも重なり非常に幻想的な雰囲気。

なぜか新しい木々の香りがする。

木の香りは分かるが新しく加工された木々の香り。

どこから匂ってくるのだろうか?











鳥居をくぐろうとしたら電話が鳴った。

会社の仲間の島田さんだった。

これからどうするんですか?

辞めようと思います。と私は言った。


あなたのことだから、退職金もボーナスも貰わずに辞めようとしてるでしょ!
あなた、自分が今までどれだけやってきたのかわかってるんですか?
もらって当然ですから、辞めるなら休職を長引かせてでも貰って下さい!

…でも。あなたがいなくて困っています。
…でも。体調が悪くなっては欲しくないです。
焦らずに冷静に・・・とお願いされた。

島田さんは一緒に働いて1年ほど。
営業職を転々とし、我が社へやってきた武道を愛する正義感。
とても優しいが少々頑固。風貌は痩せたたこ焼きに眼鏡をかけたような感じ。

風貌は違うが性格は私と似ているかもしれない。


ここでの彼からの電話。
何だか身につまされる思いだった。




そう。
ここは椿大社。
猿田彦神社の総本山
いわゆる導きの神の総本山

以後一部ページより抜粋

 猿田彦大神は、往古より天照大神の幽契による御旨を地上に実施される地祇の根本の神、即ち地球国土の神として、地球上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く「みちびきの祖神」とあがめ奉り、御神徳として、 特に地まつり(地鎮祭)・方災解除・厄祓・土地家屋敷国土の御守護が霊験あらたかとされ、当社では神山高山短山の「清めの御砂」をもって地鎮祭・家屋敷の祓い清めを行い獅子舞神事による天下泰安の方除厄除祈祷は1300年の伝統を誇り今日におよんでおります。

とあるように 導き。これは独立とも取れるし、今ある中からの導きとも取れる。

私は独立の背中を押してもらえるようにここへ参拝した。



参拝させていただき2人でブラブラと歩いた。

不思議と強い念を感じなかった。

私は少し不思議ちゃんなところがあり、いわゆるパワースポットでは不思議な感覚を得る。

当然、椿退社自体には物凄いパワーは感じたのだが、私に降りてくるものが少なかった。という感じ。


転職ではないのかな。。。?

ふとそう思いながら。

帰りの車を走らせた。

逆に。

ほんとに。

不思議な感覚だった。