6月6日 土曜日
今日はいつもより30分早起きして6時に起床。
相変わらず睡眠薬の効きが良く、頭はクラクラ体フラフラ。
薬の効果は8時間とのことなので、昨晩は21時に服用し薬が抜ける準備をしたつもりだったが、結果抜けきらず…。テンションが上がらない。
処方されたものはフルミトラゼパム錠。当時の私には効きが効きが良すぎたようだ。
フラフラと歩く私を見送る嫁さんの心配をよそに、前回お話ししたアダちゃんの会社へ向かう。
この薬を飲んだ翌日の出勤には不安が残るな…と思いつつ車を走らせた。
会社の近くまで来て彼に電話を掛けた。
会社では会長さんが話をしたいとおっしゃってくれており、彼は不在であったがお話をさせていただいた。
会長さんの身内には鬱の方がおられるらしく、私の話も真剣に聞いてくれた。
うちに来たらそんな心配はしなくて良いから!
アダっちゃんが話をしていてくれており、とても暖かく向かい入れてくれた。
どちらにも感謝の気持ちでいっぱいだった。
暫くするとアダっちゃんが帰社し、3人でまた話をした。
その後、人生で初めてのパッカー車に乗り込み手伝いをさせていただいた。
仕事内容は皆さんご存知通りのゴミの回収。
働いて思ったことがたくさんあった。
・コロナ禍の中、収集業者への配慮が薄いこと。
・自治体により回収場の状態が違いすぎること。
・ゴミ問題が一般市民に浸透していないこと。
・今後も世界的な問題がゴミにあるということ。
などなど。書き切れないくらいの問題と、自分の力が役に立つなら力になってみたいと感じた。
半日の手伝いを終えアダっちゃんにお礼を言い帰路へ。
少し走ったところでアダっちゃんから電話。
会長がお土産を渡してくれ!と言っているのを忘れていた!戻ってきて!
もーいいよーいらないよ。と私。
いやどうしてもらしいから頼む!とアダっちゃん。
渋々Uターンをし戻る。
お土産は本だった。
江原さんが個人個人で違う悩みに対して回答をしてくれている。
これを読むと自分がなぜ壁にぶつかっているのか?や他の人の悩みを感じ取ることができ、気が楽になる。年齢的には私より年齢が若い方は特に共感できそうな内容。もがいている方は是非一度読んでいただきたい。参考になることも多いと思う。
本をいただけたことが非常に嬉しかった。
私は本が好きで様々な意見を知ることが大好き。
考えることが好きなのだ。
帰ってから読めると思うとワクワクした。
お土産にいただいた本を助手席に置き、私は次の予定に向かった。
14時からビンちゃんがベビーコーンの収穫をしないか?と誘ってくれていたのだ。
6月2日に連絡をもらい、予定日が今日だった。
直接会って今の状況を話そうと思い、私の精神状態と現状は伝えていなかった。
本多の同級生でもある彼は起業して農園を構えている農家さん。ここのミニトマトは絶品でトマト嫌いがトマト好きになるというくらい美味しい。彼とも始めはイベントを通じて知り合い、とてもしっかり者で思いやりがあるが冷静で頼りになる仲間だ。
土曜日だったため、長男を除いた家族4人でお邪魔することになっており、嫁さんに電話をし準備を促した。
家に向かいながら色々と考えた。
なぜみんな僕みたいな人間に声をかけてくれるんだろうか?
なぜ心配してくれるのだろう…。
嬉しいというより疑問だった。
自分の良さなんか何もないのに。
みんなが心配してくれる理由がわからない。
自分にはそんな価値はないのに。
そう思い悲しくなった。