5科目の中で、何が1番得意か?と聞かれれば、自分は迷わず英語!と答えます。
しかし、その英語が1番教えるのが難しいとも思います。

ほとんどの子は中1のUnit1・2まではクリア出来てると思うのですが、Unit3あたりから暗雲が立ちこめ始めます。

Unit1では「I」のあとにはam、「you」の前にはAreという感じで、何も考えずに答えが書けます。
これが、Unit3で一般動詞が出てくると、得意のbe動詞が使えなくなります。
ここで、躓く子が出てきます。

be動詞さえ書いてれば、丸がもらえてたのに、丸がもらえなくなり、ちょっとずつ英語に嫌気がさしてきます。
ここで、「なぜ得意のbe動詞がダメなんだろう」とでも思ってくれればいいのですが…
すると、単語の覚えがどんどん悪くなっていきます。
それでも、懲りずにbe動詞、否定文と言われればnotを書き続けます。
be動詞を書かせる問題は、徐々に減っていくので、点数も取れなくなってきます。


「be動詞が必要か不要か」これを常に意識しながら問題を解くように心がければ、徐々に何か掴めると思うのですが、「得意のbe動詞」・「困った時のbe動詞」という具合に、何も考えずにbe動詞を解答欄に書いてしまっている子は、英語に対する苦手意識をなかなか取り去ることが出来ません。

また、中1の定期テストの英語では楽に8割以上取れてたという子の中にも、英語アレルギーの予備軍はたくさんいると思います。

英語に限らず、「なぜそうなるのか?」というところにもっと重きを置いて学習することが大切だと思います。

だから塾では、じっくり説明します。
中3になっても中1の内容に戻って、関連性を説明します。
その時に、「なぜ?」を意識してくれると、いいんですけどね~