「2402 アマナHD」への提言! ~ 核心編!
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一つは為替差損て何だ?ということであります。 経営陣は「デリバティブの非情な世界」(リチャードトムソン著・前田俊一訳)という本をぜひ読んでください。 こういう業界は、相手を騙してどれだけ儲けるかが、「正義」なのです。 この手のお付き合いは、一切合切止めるようにしてください。 おいしい話なんてありません。 しかも実はこれが、企業の決算を操り、企業の株価を相場操縦する彼らの手法でもあるのです。 しかし株の需給は、業績だけでは決まりませんけどね(笑) もう一点は、結局ところ売上は増えていないのに、人件費だけが増えた決算になってしまった点であります。 しかしこれは、安易な首切りを行う口実であってはならないということであります。 対応型の広告制作ビジネスから、開発型の広告制作ビジネスへの転換を進める「きっかけ」にしてもらいたいです。 私は以前、「ウェブの納品は受注から3日で出来ることを目標とせよ」と、営業ツールの開発を提案いたしました。 これなんかは、それに近いものがあるとは思ってます。 http://amana.jp/#/topics_news/web_txt_080514 私はこの開発型広告制作ビジネスを、クロスメディアで行うことを提案いたします。 ヒントはアマナイメージズにあります。 こちらの「トレンドキーワード」です。 http://amanaimages.com/topics/trend-0807/ 実はアマナイメージズ自体が開発型のビジネスではありますが、このトレンドキーワードのような形のビジネスを、グループ企業全体(もしくは外部からも受け付けて)で、テーマを統一して行うことは出来ないものでしょうか? その一部をアマナイメージズで紹介すると、私は面白いと思いますよ。 永続的な企業成長に不可欠なワークライフバランスを達成するためには、「広告制作の工場化」というものは、夢物語で終わってはなりません。 ぜひ、グループのCGや動画やデザインの制作担当部門も、この開発型広告制作ビジネスに参画されることを希望いたします。 今のアマナなら出来ると思いますよ(笑) そしてもう一点。 前回の日記と今回の日記で、営業や制作部門について述べましたが、企業というものはそれだけで成り立つものではありません。 今回私が触れなかった部門は、「間接部門」と言われるように、まさに企業の「間接」担っているのです。 ここが崩壊しては、企業は空中分解してしまいます。 「間接部門」のスタッフから笑顔が消えた企業と、お付き合いする馬鹿はおりません。 アマナはその点がしっかりしていたので、私は安心したのですけどね(笑) 間違っても、「雨が降ると間接が痛みだす」なんて企業には、絶対になってはいけませんよ。 |