足元が崩れ落ちそうな企業ほど・・・
世界の(自社名)と呼びかけることが多い。
これ、私が以前勤めていた、3年で売上半減してしまった会社のことですよ(笑) 営業部長が社員へ送るメールにいつも、「世界の(自社名)の社員の皆さんへ!」 と、書いてあったのです・・・。 ですので、少し気になったのです。 私は小売や外食は、どんどん世界に出て行くべきと考えております。 飽和する国内市場で通用するビジネスモデルなら、世界に広める価値のあるものだからです。 そのビジネスモデルには、生活文化や食生活の違いや摩擦を、乗り越える力があるからです。 しかし未だ進化の過程にある分野に関しては、徹底的にこの国内で鍛え上げるべきだと私は思いますよ。 宇宙人はいるのかという問いに、我々も宇宙人であるという答えがあるように、この日本も世界の中の一部分であります。 しかも、ビジネスに最適な地域ともいえる一部分なのです。 2000年の歴史ある政情的に安定した地域であり、戦争を放棄し、基本的人権を守る地域でもあります。 気候は四季豊かであり、海山に囲まれた自然は未だ多くの地域で残されております。 一方で世界第二位の経済大国でもあり、インフレ懸念は低く、世界最強の技術立国でもあります。 これほどまでに恵まれた地域でビジネスを営めるのというのに、市場が飽和してもいない業種で、他の地域へ出航して行く企業には、去るもの追わず!と言いたくなってしまいますね。 出航したは良いけど、日本海や太平洋で暴風雨に見舞われて難破した!なんてことにならないと良いですけどね(笑) しかし我々日本人は、歴史的に見ても、海外から良いものをどんどん吸収して現在を築いた民族であります。 来るもの拒まず!でもありますよ(笑) 我々日本人は、次のテーマとして、国内回帰を考えております。 http://amanaimages.com/topics/trend-0807/ そこには、海外からの新しい風が入ってきていることも、当然予期しております。 日本の歴史が動いたときは、いつだって、海外からの風も吹いていたのですから(笑) |