進歩の無い業界は、早晩淘汰される
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出光興産は、ドライバーのガソリン節約を支援する活動を始めた。 急発進や急停止を避けたり、タイヤの空気圧を適正に保つと燃費向上につながることを掲載したパンフレットを系列のガソリンスタンド約4800店に置いている。 節約を呼びかければガソリン販売の減少につながるものの、「客単価が下がっても節約支援をアピールすることで、出光で給油するドライバーを増やしたい」(広報課)と説明している。パンフレットでは、エンジンオイルなどを適切な時期に交換しないと燃費悪化につながる点を強調し、ガソリン以外の自社製品の販売促進も狙っている。 http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_gas__20080720_1/story/20080720_yol_oyt1t00130/ ガソリン代を節約したい客から、オイル交換などで、ガソリン代以上に金をむしりとろうとするいやらしさに呆れかえります。 この手の商法はどこにでも見られるものですが、概してこういうことをする企業は、客から嫌われて、早晩淘汰されていくものです。 自分がなぜ嫌われるのかわからずに消えていく、愚か者です。 そういえば、トヨタのカーバイトにも似たような臭いがしていましたね。 客が何を求めているのか、それを真っ向から受け止めることが、ビジネスで最も大切なことです。 そのためには、常に先行投資が必要であるのですが、この手の企業はそういう考えはないのです。 口先一つで、世渡りをしようという考え方なのでしょう。 ガソリンスタンドは50年でどう変化したでしょうか? 真面目に先行投資をしていたならば、今頃は1000円で新車並みに車を磨き上げるすべを手に入れていたであろうと、私は考えます。 私は残念でなりません。 |