自動車は住宅と同じ運命をたどりたいのか?
2008/5/26 17:00 値上げラッシュの波がついに車にも押し寄せてきそうだ。自動車用鋼板の価格が歴史的な上昇をみせ、メーカー各社が国内の自動車価格を一斉値上げする機運が高まっているのだ。各社のトップは今のところ値上げを明言していないが、心のなかでは「他社がやるならウチも」との思いが渦巻く。自動車の価格はモデルチェンジの際に改定するのが一般的。それ以外で一斉値上げされれば、実に34年ぶりのことになる。 http://netallica.yahoo.co.jp/news/35751 値上げなど国民に受け入れられるわけなかろう。 原価が上がっているから値上げするというのは、供給が需要を下回っている状況で、初めて出来ること。 若者はどんどん車離れしているというのに、そんな馬鹿なことをしてる場合ではなかろうに。 それもこれも利益の源泉を、国内での生産人件費を抑制してきたことが原因である。 自業自得としか言いようが無い。 もし値上げなどしたら、絶望的な住宅業界と同様の運命をたどることになるだろう。 自動車業界がやるべきことは、ただ一つであります。 海外で得た利益を国内に還元し、より安全でより低コストの自動車を若者に提供するしかないのです。 日本の貧しい若者が買いたいと思う車なら、間違いなく世界でもヒットしますよ。 国内は世界戦略におけるアンテナショップだと思って、一刻も早い海外からの利益還元を、私は望むばかりです! |