母はまさしく仕事に生きた人。
私の生きがいだからと、何よりも仕事、仕事🏃♀️
9年前、脱衣所に血液のついたガーゼを見つけた。
なかなか認めなかったが、母がようやく口を開いた。
おそらく乳がんだろう‥言えなかったけど肌からとび出ていて体液や血液が出ている‥と。
すぐに病院に行こうと説得するも、
「私を待っている利用者がいる。」
ケアマネ業だけではなく、所長、取締役もしているので会社の人にも弱い所を見せたくないと。
また、病院受診して乳がんと確定診断されるのも怖いと。
なかなかすぐには受診してくれませんでしたが、田舎暮らしの私たち。
県庁所在地にある大きな病院のソーシャルワーカーさんや看護師、医師と話すことで、やっと手術を決断してくれました。
手術と同時に骨転移も分かりました。
しかし、母は最後まで自分らしくいたいからと全ての治療を拒否。
副作用に悩まされながら日々暮らすことはしたくない、治療せず自分らしく仕事をしながら生きたい。
医師も看護師も、もちろん私たち家族も困ってはいましたが、本人の希望だからと治療はせず3週間に一度の診察や3ヶ月に一回MRIを撮ることを約束し治療をしない選択をしました。
頑固というかなんというか‥