『可愛いポーズでもしましょうか』
2013年3月10日 高松 売店にて
世Ⅳ虎さんのポートレートを買ってそれを受け取る時、『沢山書いてすみません』と、こちらとしてはすごく嬉しいことなのにそんな風に言ってくれた。
すると、後ろに並んでいた人が前もって買っていたポートレートを世Ⅳ虎さんにすかさず差し出した。
『ちょっと待ってください。終わってからにしてください』と、世Ⅳ虎さんは言い、僕に向かい笑顔で手を差出し『ありがとうございました』と握手してくださった。
握手してくれるためだけに後ろの人を制する。当たり前を当たり前にやる。
後ろの人が急いでいるようなので、写真を撮らせてもらうはあきらめて退く。
脇澤さんがまだ売店に残っていたので列に並びポートレートを買う。
脇澤さんは、ロッシー小川社長の自分のポートレート写真のセレクトに不満大有だそうで、どーにかならんものかと嘆いていた。
愛川さんのファンもそうだし、僕もそうだし、みんなそうなんだなって思いました。
で、振り替えると世Ⅳ虎さんがまだいらしたので、写真を撮らせてもらう。
いつもイカツイ顔と放送禁止ポーズなのに、やわらい感じのかわいい系だった。
『今日はかわいい系ですね』と、僕は言ったのですが、声に力がなかった。
声を出すと背中が痛ったのです。
『はい?』と、世Ⅳ虎さんは言った後、『可愛いポーズでもしましょうか』と、言ってくれた。
『はぁ?』と聞き取れないと言ってくれる人はいても、世Ⅳ虎さんはわざわざその先まで行って、言ってくれた。
今朝、ホテルで買ったデイリースポーツに、プロ野球・広島のスカウトさんのインタビュー記事があった。
きのう、WBCでも先発してしっかり仕事をした前田投手をドラフト1指名にしたのは広島だけだったという。黄金世代とかいろん言い方はあるが、なぜ前田選手を指名したか。
高校生の前田選手が外野の守備につく時、ピッチャーに一声かけて守備についたというエピソードを披露していた。
トップに立つものは、目配り気配りが出来るのだそうだ。
世Ⅳ虎さんから買わせていただいたポートレートには、愛川さんとたくさん沢山闘いたい、と書かれてあった。
子分の惡斗さんが『愛川さん愛川さん愛川さん』と、叫び続けているから、世Ⅳ虎さんは、言いづらい状況なのではないかと思いました。
引退していく選手は、それまでの貢献度に比例して、団体側は、いろんな望みを叶えるものです。そして、送り出す選手もそれに沿う。
では、送り出される選手には何が出来るのか。
それは、自分のやってきたこと、思いや気持ちも含め、残った者に託すこと授けることです。
他団体の選手じゃないんだから、愛川さんは惡斗さんとシングルをやってあげて欲しい。勝ち負けじゃない。闘うことにまず意義がある。
札幌でいいじゃん。
愛川ゆず季vs安川惡斗
これで、白のタイトルマッチをやってください。
愛川さんがスターダムにもたらしたモノはものすごく大きい。
じゃあ、世Ⅳ虎さんは?
異論のある奴は前に出ればいい。
プロレスは一人では出来ない。
対戦相手がいて、自分がより光れる。
世Ⅳ虎さんがいて、愛川さんは光らなかったですか?
対称的であるからこそ、よりたくさん光れた。
愛川さんの引退試合の相手は、世Ⅳ虎さんしかいない

勝つとか負けるとかじゃない。
やらなきゃいけない。
『スターダムを、女子プロレスを、背負う
』と、世Ⅳ虎さんは宣言した。
世Ⅳ虎さんは愛川さんと闘わなくてはいけない。
スターダムはやらせなければいけない。
愛川さんは受けなければいけない。
愛川さんが引退しても、スターダムはあり続けるし、世Ⅳ虎さんは覚悟を持って進む決意があるのだから。