三回目の大阪大会でしたが、試合内容が一番つまらなかったです(興行トータルでの)。

クリスマス特別興行というノリで全てをかたづけるなら、まあ気にもしないですけど、そうは謳ってないですからね。


試合数が多ければいいとは思いませんが、他の団体とくらべられるんだってこと。

試合数が少なくてもひとつひとつの試合が濃ければ観に来た人からは何も批判されない。

4試合しか組まれていないんだってことを、あえていえば、全選手がもっと自覚すべきです。




そう思うに至った原因は、高橋さん、たいようくん、イオさん、この3人です。

つまらないって感じたのはこの3人がよくなかったからです。

あれで良いっていうんなら、試合内容の出来に落差がありすぎです。


なにが足りないって、闘いです。闘いが足りない。





高橋さんは、岩谷さんに仕返しのラリアットを決めたのが、素晴らしかったけど、最後のケーキもらったエンディングの方がテンション高かった。

イオさんとの対決を楽しみにしていたけど、イオさんとじゃれている風にしかみえなかった。
闘って欲しかった。

岩谷さんと鹿島さんに、高橋vsイオは違うんだって所を魅せつけて欲しかった。岩谷さんと対戦して、岩谷さんにわからすのは簡単なこと。

高橋さんは、トップの人。
全てを求められるんだ。じゃなきゃなんで赤を巻いているんだって話。

よねやマニア1で魅せた、米山・高橋vsたいよう・世Ⅳ虎はなんだったんだって気になる。




イオさんは、怪我をしていた時の方が魅力があった。
がむしゃらだし、やれること以上のことをやってくれていた。

この日の内容で、赤いベルトということを口に出すのは、恥ずかしい。

だって、第1試合に出た、山縣さん、松本さん、世Ⅳ虎さんの試合内容のほうが、赤に相応しいから。

イオさんってこんなもんじゃないでしょ、って感じ。



たいようくんは、15分1本勝負ということをもっと頭に入れて試合をしてくれ。

高橋さん、イオさんにもいえることですが、相手の攻撃を待ち過ぎ。

しかし、山縣さんはそれで魅せてくれた。人それぞれスタイルがあるのはわかっているけど、試合時間と相手を考慮しないと、勝つ気ない風に見えるし、やる気無い風に見える。

美闘さんのキックをさばき、自身でもキックを放ち、さらに、グランドへ持っていく。
美闘さんの物凄いミドル2発を引き出してもくれた。

でもモノ足りない。

『taiyo_chan_ 自分が上の人からしてきてもらった恩を上の人に返す事よりも、下の人に自分ができるようになって初めて恩返しだよな~。伝える事、新たに生み出す事両方やらなきゃ。』
これ、夏頃のたいようくんのツイッターから。

これだけ考えてくれているんだから、もっと魅せられたはず。





僕は、出来ない人に求めようとは思いません。
毎回限界までいけともおもわないけど、昨日の3人はぬるかった。

タイトルや大場所ですげえ試合をするだけなら、僕から言わせれば、みそっカスですから、そんなレスラー、そんなプロレス団体。
どこでも、どんな場所でも、どんな対戦相手でも、すげえ試合をする。

違いますか?