スターダムSeason3『Wonderful stars2011』

8月28日(日)東京・新木場1st RING

第3試合
20分1本勝負

△美闘陽子vs紫雷イオ△

時間切れ引き分け




イオさんは美闘さんと20分時間切れ引き分け。


なんか、闘い方が高橋さんぽかった。

美闘さんの良さを引き出そう引き出そうという風に見えた。
それに美闘さんが応えたところも。

要所要所ではきちっと自身の強さを示しつつも、美闘さんを引き出してみせた20分間。



イオさんがそういう闘いをサラリとしてしまったのには、正直驚いた。




イオさんは、技術があって華があり、明るい。

失敗をチャラにさせる明るさをもった選手はスターダムにはいなかった。

リングインするとき、トップロープにあがるもバランスを崩し落ちてしまう。それをもういっちょと、再トライしてミスを消しさり素晴らしいリングインを残す。

技のミスはしないに限る。でも、人間だから、ミスしたあとどうするか。
そして、お客さんにどう映るか。

OKって感じだもんな。



ロープにふった美闘さんが、戻ってきたイオさんに何もせず棒立ちになってしまい、ただイオさんが美闘さんに軽くタックルするだけになってしまった“アボーン”の、あと、イオさんがちっと怒り気味の笑顔で美闘さんの頭をパンと叩いたのも、なんかいい味だった。ダメじゃんって、お姉さんが叱る風。嫌味に映らない。




メインのあと、傷心気味の高橋さんをハグする、イオさん。
なんか、スゲーいい人すぎ。


チームガンガンは、最後どんでん返しで高橋さんが裏切られるオチかと勝手に想像していましたが、イオさん、本気で、スターダムでやっていくんじゃないかなって、美闘戦を通して思いました。



高橋さんとたいようくんしか、キャリアが有りちゃんと出来る先輩がいなかった、スターダムの選手にとって、常時、スターダムのリングに上がってくれる紫雷イオさんは素晴らしいお手本足りえる。

小川社長と風香GMは、スターダムにとって凄い補強をしたことになると、改めて、8月28日の大会をみて、思いました。