昨日(4/20)の読売新聞夕刊に女子ボクシングの多田悦子さんの記事があった。
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勝利した多田さんが控え室で心配そうに報道人に聞いてきたそうです。
『記者さんたちから見て、面白い試合でしたか』と。

『お客さんが見て楽しいのか、それが重要。面白くなければ何度防衛したって意味がない』





『面白いカードを組みました』
という記者会見での発言は、プロレス界でもよくある。

『お客さんに喜んでもらえる試合をします』も。




試合後、マスコミにでなくとも、自身で、または、主催者たちが、そういう問い掛けをしている人・所は、どれぐらいあるのだろうか。

そして、それを次に活かしているところが。






気を使ってくれているんだろうなって、思いますが、夏樹☆たいようさんは、売店で、自分の試合がどうだったか、僕なんかに、訊いてくる時があります。

良ければどこが良かったか、どこが素晴らしかったか。また、よくなければ、そう言うし、やらない方がよかったと言った事もあります。理由もつけて。
まず、嘘をいいたくないから、本音を伝えます。それは、彼女を傷つけるかもしれないけど、見てみないフリはしない。僕だって、苦しい。ダメ出しして、気分が良くなる訳がない、普通は。

ただ、夏樹さんは、大人なんで、仮に、マイナスな事でも、そこで、キレたり、ヘソ曲げたり、スルーしたりはしない。
そういう人ですけど。






この記事で、多田さんの試合を観たいと思いました。

イキに感じもしましたし。



女子ボクシングは、まだ、黒字の興行はとても無理と多田さんの所属するジムの会長の話が載っていた。

今は情熱を持った支援者たちに支えられていて、多田さんの願いは、興行として早く軌道に乗せることだそうです。