スターダムに対する、僕の観方・考え方・想いは、変わっていません。
旗揚げ戦前から、さらに、それを観た後でも。
そして、今でも。
それは、スターダムという団体は夏樹☆たいようさんにかかっているという事。
夏樹☆たいようさんがやるかやらないかでスターダムの運命が決まるぐらいに思っています。
それは、高橋さんと夏樹さん以外が新人だから。
スターダムの新人は個性が強くてヤル気が見えて成長も早い。
それでも新人なんです。
新人にはかわりがない。
当たり前として、キャリアがない。経験がない。プロレスラーとしての身体が出来ていない。何をすると自分の身体に負荷がどのようにかかってくるかもわかっていない。それは相手に対しても。
そして、心にも、負担がかかる。
心も身体もまだ出来ていない。
リングにあがればキャリアは関係ない。先輩後輩なんてのも関係ない。
闘うのみ。その通り。
ただし、すべてを、それで片付けるのは詭弁。
だってキャリアのないもの、実力のないものに、そうじゃない選手と同じコトは出来ないのだから。
当たり前のコトを書き連ねました。
それは、みんなが理解していて当然の事。
ただし、この大前提があるからこそ、夏樹☆たいようさんにかかってくるのです。
高橋さんは、やります。どんな対戦相手であろうと、状況だろう。現にやってきたし。
何をってやつは、魅せられるということ。
高橋さんと夏樹さんでは、身長と体重が違います。闘い方のスタイルも違う。
でも、違うからこそ、夏樹さんが高橋さんと同じぐらい毎回高いアベレージの内容を出し続けることが、スターダムには必要なのです。
高橋さん独りでは、持ちはしない。新人たちが(新人ではなく、達・複数です)力を付けるまで、スターダムはもたない。
それを理解しているのが、ロッシー小川さんであり風香さんです。
伊藤薫さんとさくらえみさんに訊いてみると、よりわかると思います。マスコミの扱い方がどうなのかが。
そしてそれは新人が増えれば増えるほど、マイナスに作用します。
キャリアなく、技術は未熟であるのだから、観客をプロレスで満足させることが少ないから。
そのマイナスが逆にプラスになるのが、高橋さんと同じぐらい出来る人をスターダムはつくることなのです。
小川さんと風香さんはわかっている。いくら、新人を揃えてもそれでは足りないことを。だから、高橋さんと夏樹さん、長野さんをいれた。
ただ、長野さんはプロレスラーではないから。高橋さんと同じコトは求められていない。
求められる人は夏樹さん。
その自覚は十分本人は持ちえている。
だから、『トップを狙う』というコトを旗揚げ前から、口にした。
しかし、スターダムでの夏樹さんは、それまでと同じぐらい、波が有り過ぎます。
各試合のレベルはあがっていますが、高橋さんと絡んだ時とそうじゃない時の差が激しすぎるのです。
その差を少なくすれば、トップに手が届くところにいける。
なぜなら、夏樹さんの技(動き)のスピードとキレは、天才といわれたあの中西百重さんを超えているから。