道徳が教科になります。(厳密にいえば特別の教科)
 小学生の道徳の教科書に出てくるのが

    「お母さんの請求書」

 子どもが、お手伝いの対価(お金)を求める。
 子どもが熱で寝込んだとき、お母さんは献身的に看病する。お母さんはそこに対価を求めない。(請求書に0円とある。)

 子どもにお母さんの気持ちを考えさせる。

 私は違和感を感じます。
 まず、「母性本能」信仰。
 母性本能なんて、存在しません。

母性は学習するものです。

もし、本能なら、すべての女性は同じように子育てするはずです。

 お母さんが、小さいとき、親からネグレクトを受けたら、母性は育ちにくい。
 お母さんが、虐待や支配を受けていても同様。

 あとは、育児書どおりにいかない子を育てるお母さんは、自分の子育てを周囲に責められたり、子どもが予想外の反応ばかり示したり、いつも乱暴なことをしたり…
 子どもを愛せない時がたくさん。

 自分は母親失格なの?
 母性に欠けるの?
 この子が問題ばかり起こすのは、自分の子育てが間違ってるから?

 あと、お母さんが精神疾患を抱え、子どもを愛せない時もある。

 この道徳を考えた人は、男性で、現実を知らないんだな、と思いました。