前々回の記事つながりで免疫UPについて、
私の思うことを書きますね
リウマチだと
自己免疫疾患だから、免疫が上がると自己への攻撃も増すからよくないのでは?
と思われる方がいると思います。
実際、治療に免疫抑制剤が使われたりしますもんね
じゃあ、免疫が上がるということは
一体どういうことなんでしょう
みなさんはどう捉えていますか?
私は「免疫機能が正常にバランスよく働くこと」が
免疫力が高い、ということだと思うんです。
正常な免疫細胞が作られ
正しい判断力を持った免疫細胞たちが
適切に体に対処してくれることです。
免疫UPというと
ただその数だけが増えたり、働きが強まったりというイメージがありませんか?
そうなると、どんな免疫UPの方法もリウマチには
症状を悪化させるのでは、と怖くなりますよね。
でも、そうじゃないと思うんですよ
本来の「免疫が上がる」ということは。
色々な方がいろいろな病気になりますが・・・
たとえば強いストレスを受けたとき
ある人は胃腸を崩し、ある人は不眠になり、ある人はがんになり、ある人はリウマチになり・・・
そんな風に、なる病気は一律ではありません。
生活習慣などの違いももちろんありますが
個々の体の弱い部分に出てくること
が多いと思うんです。
機能の弱い部分、と言ったらいいでしょうか。
だからね
リウマチの人は多分、免疫機能は弱い
と、私はそう思います。
弱いから、正常な免疫細胞が作れなくなったり、判断を間違える細胞が現れたり、バランスを崩しちゃったりしちゃうんじゃないでしょうか
それで、前々回の記事のように思ったわけです
栄養などの自然療法で免疫を上げるのは
薬で「上げるだけ」「下げるだけ」とは違うんです。
下がりすぎている部分は持ち上げ
上がりすぎている部分は下げる
そうやって全体のバランスを整えてくれるんですね。
なんでもそうですが
必要な時に必要なものがささっと働いて、仕事が終わったらささっと退却そして次の働き手にバトンタッチ
・・・っていうのがいいんですよね
(神経伝達物質とかは、まさにそういうものです。余談ですが)
どうしても病気って細かく見てしまいがちだけど
大きな枠で見ていくと
こんな風に違った捉え方ができます
リウマチの人は免疫が上がるようなものは避けるべき、というのは、すべてではないと思います。