塩江の由来となった「湯元塩江温泉の源泉」の六角堂が改修される!! | 塩江つれづれ

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塩江の由来となった「湯元塩江温泉の源泉」の六角堂が改修される!!

 

塩江の象徴である「源泉」、そして湧出する施設の「六角堂」。この建物が老朽化によって壊れてしまい長い間哀れな恥かしい姿をさらしていました。

塩江温泉郷観光活性化コンテンツ実施事業(塩江温泉観光協会)の一環としてこの程改修されました。

 

先日2月10日~12日まで『事業名:これが湯元塩江温泉の源泉です』とうたい、華の荘が廃業してからずうっと捨てられていた、この源泉で湧出している温泉水を利用して道の駅しおのえの前側多目的広場に運んできてそれを湧かして「足湯」で湯の良さを楽しめるようにしました。三日間だけでしたが大勢のお客様に喜んでいただけたようです。

 

塩江温泉は、今から1300年前に行基菩薩によって発見されたといわれています。

源泉の泉質は単純硫化水素泉、単純硫黄泉の冷鉱泉で含有濃度が高く、リュウマチ・神経痛・皮膚病・糖尿病・婦人病など多くの難病に効くといわれています。皮膚の病には特に効果があるといわれています。

 

令和8年度開業を目指している「塩江温泉郷活性化事業」で建設される温泉施設では、塩江温泉の源泉を利用したかけ流しの温泉と、旧奥の湯温泉で湧出している湯を使った温泉の二種類が作られ両方の湯を楽しむことができるようになります。

 

塩江温泉源泉

 泉温 15.9℃(気温:22℃)

 湧出量 12.1ℓ/min(自然湧出)

 泉質名 アルカリ性単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)

 

※2002年3月29日に国民保養温泉地に指定されています。香川県では塩江温泉だけです。

 国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するものです。

 

 

 

塩江の源泉は近くに行くと「硫黄臭」が漂っています。温泉水はほぼ透明だが薄い緑色に見えきれいです。流れ出た水は周りの地面が乳白色になります。

泉質の良さを著していると言えます。