大地の芸術祭 2日目（終）〜宿のおはなし〜

大地の芸術祭に行ってみよう！

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新幹線とった！

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宿はどうする？？

・・・ということで、結論から言うと私は六日町のむいか温泉ホテルに2泊したのですが、決定するまで逡巡したのでそのお話をします。

こぼれ思い出③里山の風景

大地の芸術祭の開催地、越後妻有。

正直、初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。私も読み方がわかりませんでした。「えちごつまり」です。

拠点となる十日町駅までは、越後湯沢駅から超快速で30分弱。東京からのアクセスは悪くありません。越後湯沢はウィンタースポーツやフジロックでお馴染みですね。

まず、今までの旅行ではAirbnbをよく利用していました。5月に高松に行った時なんかクーポン利用で1泊500円でした。

オーナーさんにもよるので賭けの部分もあり、安全面を考えると強くオススメはできないのですが、うまく使えばかなり便利です。海外旅行でも使っています。

なので、今回もAirbnbでいいだろうと思っていたら…

こぼれ思い出④草越しに見る影向の家

ない！！！

検索してもぜんぜん宿がないんです。車でないと行けなくてしかも芸術祭の作品たちからめちゃくちゃ離れてるような場所にしか…

さらに、普通のホテルや旅館を探しましたが

ない。。。

そう、越後妻有はもともと観光地ではありません。今でこそ芸術祭がありますが、3年に1度2ヶ月弱の期間です。そんなビジネスホテルとかがんがん建ってる地域じゃないんです。

けっこう色んなところを旅して、旅慣れてるつもりでしたが、調べるまで気づきませんでした…。

こぼれ思い出⑤かかしプロジェクト

でも芸術祭ならではの、アートを感じられる宿泊施設もあります。

こちらに紹介されていますが、ジェームズ・タレルの「光の館」や、4色の部屋で見た夢を記録して帰る「夢の家」など、ぜひ体験したいものばかり。

今からだとあんまり空室は見つからないと思うのですが、日程が合えばこの中から利用するとよりアート体験が充実すると思います。

私は小学校の校舎を利用した「かたくりの宿」を予約したのですが、スケジュールを組んでいたら、宿に向かう最終バスが午後14時台だということが判明。

14時・・・？！

宿でひたすらマッタリすることも考えましたが、午後の予定まるまる諦めるのはさすがに…と断念しました。

距離的にはそれほど遠くなくても、電車やバスが1時間に1本すらないなんてザラです。そのことが浮かばない自分の想像力のなさに反省。。

（ちなみに、国内外問わず旅行のたびに、楽観視しすぎて際どい目に遭っています。なのにいつも忘れてしまう）

こぼれ思い出⑥カッパ大明神

さて、一般的な宿を探すのであれば、芸術祭の玄関口である十日町がベストでしょう。

バスツアーも出ているし、キナーレを始めアートスポットが集まっているし、ごはん屋さんなども充実していて便利です。

ところが、十日町の宿は空いていませんでした。正確には、1泊数万円のホテルは空きがあったのですが、宿がメインの旅でもないのにそれはキツい。ということで、アクセスしやすい立地を条件に探し当てたのがむいか温泉ホテルだったんです。

十日町から六日町までは、ほくほく線乗り換えなしで15分程度、片道300円。

六日町駅からホテルは車で10分程度かかり、9時～17時の間は送迎してもらえますが、私は2日ともツアー終了が18時過ぎだったのでタクシーを利用しました。タクシーは駅前に待機しているのですぐ乗れます。料金は1500円いかないくらいでした。

こぼれ思い出⑦農舞台の展望台から見る草間彌生《花咲ける妻有》

素泊まり1泊5500円で、だいぶ良心的だと思いますが、お部屋にも温泉にも大満足でした！

特に露天風呂は、運良く毎回貸し切り状態だったので、本当に極楽でした。。。朝5時に露天風呂に浸かりながら日の出を見て、心の底から幸せを感じました。

お部屋も広くて、ソファのあるリビングと、お布団を敷く畳エリアがあります。角部屋だったので、2方向に里山の緑が広がり、とても気持ちのいい朝を迎えることができました。