未経験者でもゲーム業界に参入できる‼
「ゲームが好きだから、将来はゲームに関わる仕事がしたい。でも、未経験でも本当にゲーム業界に入れるのかな?」
「ゲーム業界には興味があるけど、プログラミングができないし、ゲームを作った経験もない。今からでも大丈夫?」
そんなふうに、進路について悩んでいる高校生や大学生もいるんじゃないでしょうか。
ゲーム業界と聞くと、「専門的なスキルがないと難しそう」と感じるかもしれません。
でも、未経験だからといって、ゲーム業界を目指せないわけ
ではありません。
もちろん、スキルを身につけておけば、将来選べる仕事の幅を広げることができます。
たとえば、プログラミングやデザイン、企画などのスキルを持っていれば、自分の興味や得意なことを活かせる仕事を選びやすくなります。
だからといって、今の段階ですべてのスキルを身につけておく必要はありません。
大切なのは、「自分は何に興味があるのか」を知って、気になった分野から少しずつ始めることです。
ただし、高校生と大学生では、今やっておきたいことが少し違います。
高校生は「ゲーム業界を知って、自分が進みたい方向を探すこと」が中心です。
一方で、大学生は「目指す仕事を絞り、スキルや経験を就職につなげていくこと」が重要になります。
そこでこの記事では、前編と後編に分けて、未経験からゲーム業界を目指すための6つのステップを紹介します。
前編では、ゲーム業界について知るところから、自分が目指したい職種を見つけ、必要なスキルを学ぶところまで進めていきます。
後編では、実際に作品を作ったり、ゲーム業界との接点を作ったり、就職活動に向けて準備したりする方法を紹介します。
さらに後編では、高校生・大学生それぞれに合わせた「一週間の行動計画」も紹介します。
「何から始めればいいか分からない」という人でも、そのまま行動に移せるように、具体的な内容まで整理しています。
まずは前編で、「自分はゲーム業界で何をしたいんだろう?」というところから、一緒に整理していきましょう。
STEP1:ゲーム業界にはどんな仕事があるのか知る
ゲーム業界を目指すなら、最初にやっておきたいのが「どんな仕事があるのかを知ること」です。
普段ゲームを遊んでいると、「ゲームを作っている人」という大きなくくりで考えてしまいがちですよね。
実際には、ゲームの企画を考える人、プログラムを書く人、キャラクターや背景をデザインする人、音楽や効果音を作る人など、さまざまな仕事があります。
こうして見てみると、「ゲームが好き」という気持ちを活かせる仕事は意外とたくさんあります。
だからこそ、最初から「自分にはこの仕事しかない」と決めつける必要はありません。
高校生がやること
高校生の場合は、まずゲーム業界の職種を幅広く調べてみましょう。
この段階では、「自分に向いている仕事はどれだろう?」と無理に決めなくても大丈夫です。
気になった職種について仕事内容を調べたり、実際にその仕事をしている人の話を読んだりしながら、「こんな仕事もあるんだ」と知ることから始めてみてください。
達成目標は、ゲーム業界の5つ以上の職種について、それぞれどんな仕事をするのか、自分の言葉で簡単に説明できる状態です。
大学生がやること
大学生の場合は、職種について調べるだけでなく、実際の求人情報も見てみましょう。
「ゲームプランナー 求人」「ゲームプログラマー 新卒」のように検索して、企業がどんな人材を求めているのかを確認してみてください。
求人を見ていると、必要なスキルや経験が具体的に書かれているので、「今の自分に足りないもの」も見えてきます。
達成目標は、興味のある職種を3つ程度比較して、それぞれの仕事内容や求められるスキルの違いを説明できることです。
STEP2:自分が興味のある職種を見つける
ゲーム業界の仕事を一通り知ったら、次は「自分はどの仕事をやってみたいのか」を考えてみましょう。
ここで大事なのは、単純に「ゲームが好きだから」という理由だけで決めないことです。
例えば、「ゲームのストーリーを考えるのが好き」「キャラクターの絵を見るのが好き」「ゲームのルールや仕組みを考えるのが楽しい」など、自分がゲームのどんなところに惹かれているのかを考えてみてください。
そこから、「じゃあ、この興味はどんな仕事につながるんだろう?」と考えていくと、自分に合いそうな職種が見つけやすくなります。
高校生がやること
高校生は、普段好きなことや学校生活で得意だったことを振り返ってみましょう。
「絵を描くのが好き」「人にアイデアを説明するのが好き」「パソコンを触るのが好き」など、どんなことでも構いません。
その中からゲーム業界の仕事と結びつきそうなものを探してみます。
まだ一つに決められなくても大丈夫です。
今の時点で一番興味のある職種を「第一候補」として選んでみましょう。
達成目標は、自分の好きなことや得意なことを3つ以上挙げ、それをもとに興味のある職種を一つ選べることです。
大学生がやること
大学生は、これまでの経験も含めて自分の強みを整理してみましょう。
大学の授業やゼミ、サークル、アルバイト、趣味などを振り返ってみると、「人と協力するのが得意」「文章をまとめるのが得意」「一つのことをコツコツ続けられる」といった自分の特徴が見えてくるはずです。
その強みがゲーム業界のどんな仕事で活かせそうなのかを考えながら、目指したい職種を一つに絞っていきましょう。
達成目標は、自分の経験から強みを3つ整理し、その強みが目指す職種でどう活かせそうなのか説明できることです。
STEP3:目指す職種に必要なスキルを身につける
目指したい職種が見えてきたら、次は必要なスキルを身につけていきます。
ここで、「全部勉強しなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
最初からいろいろなスキルに手を出してしまうと、結局どれも中途半端になってしまうことがあります。
まずは、自分が目指す職種に一番関係するスキルを一つ選んで、実際に触ってみましょう。
ゲームプログラマーを目指すならプログラミング、デザイナーならイラストや3DCG、ゲームプランナーなら企画書の作成や文章力など、仕事につながるスキルから始めるのがおすすめです。
「何を勉強したらいいか分からない」という場合は、STEP1で見た求人情報をもう一度確認してみるのもいいですね。
高校生がやること
高校生は、まず無料の教材や動画などを使って、興味のある分野を実際に体験してみましょう。
例えば、プログラミングなら簡単なコードを書いてみる、デザインならイラストを一枚描いてみる、ゲームプランナーなら簡単なゲーム企画を考えてみる、といった具合です。
「やってみたら意外と楽しい」「思っていたより難しい」と感じることもあるでしょう。
その感覚も、進路を考えるうえでは大切な材料になります。
達成目標は、選んだスキルを3時間程度学習し、基本的な用語や操作を5つ以上説明できる状態です。
大学生がやること
大学生は、就職を意識して、目指す職種に必要なスキルを一つ重点的に学んでみましょう。
大学の授業だけで足りないと感じる場合は、オンライン教材や書籍なども活用して、自分で学ぶ時間を作ります。
そして、学んだことは簡単でいいので記録しておきましょう。
後で作品を作ったり、ポートフォリオを作ったりするときに、「いつ、何を学んだのか」が分かる記録は意外と役に立ちます
達成目標は、選んだスキルを3時間以上学習し、学んだ内容を自分の言葉で説明できる状態です。
前編のまとめ:まずは「知る・選ぶ・学ぶ」から始めよう
ここまで、ゲーム業界を目指すための最初の3ステップを紹介しました。
ゲーム業界にはどんな仕事があるのかを知り、自分が興味を持てる職種を探し、そこから必要なスキルを少しずつ学んでいく。
この3つが、ゲーム業界を目指すための土台になります。
高校生なら、「まだ将来のことなんて決められない」と焦る必要はありません。
いろいろな仕事を知って、実際に体験してみながら、「これならもっとやってみたい」と思えるものを探していけば大丈夫です。
大学生なら、興味だけで終わらせず、「この仕事を目指すなら何が必要なのか?」まで一歩踏み込んで考えてみましょう。
ただ、ここまでで終わりではありません。
スキルを学んだだけでは、「自分はこんなことができます」と人に伝えるのは難しいですよね。
そこで後編では、ここから先の3ステップを紹介します。
実際にゲームや企画などの作品を作り、学んだスキルを使う経験を積みます。
さらに、説明会やインターンシップなどを通してゲーム業界との接点を作り、最後には、これまでの経験をポートフォリオなどにまとめていきます。
そして後編では、高校生と大学生、それぞれに合わせた一週間の行動計画も紹介します。
「やったほうがいいことは分かったけど、毎日何をすればいいの?」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
前編で見つけた「ちょっとやってみたい」という気持ちを、後編では実際の行動につなげていきましょう。
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