「ナルニア国物語 第二章カスピアン王子の角笛/C・S・ルイス」
夏休みが終わり学校の寄宿舎へもどる途中、ペペンシー家の4人のきょうだいは、ふしぎな魔法の力でナルニアに呼びもどされます。ナルニアは、『ライオンと魔女』の時代から数百年がすぎ、テルマール人の暴君ミラースのもとで、荒廃しきっていました。昔のナルニアにあこがれをいだくカスピアン王子は、身の危険にさらされ、城から逃れることに。子どもたちはカスピアン王子を助け、命がけの戦いをくりひろげます。
4時間くらいかけて、一気に読みました
『第一章ライオンと魔女』に続いて、ナルニアワールドに引き込まれました
《途中で、PCに向かおうと思っていたのに、いつのまにか集中して読んでいた…わは(*^^)v》
この章では、ナルニアの人から、4人の兄弟がどのように思われていたのかがわかります。
つまり、客観的に見る兄弟ですね。
前半は子供達の目線で。
中盤はカスピアン王子の目線で。
後半はまた子供達の目線で書きすすめられます。
お互いを客観的に見られることも、より想像を広げられてよかったです
ナルニアの人と人間の関係も明らかになり、「おおーッ!!そうだったのか」と、すごくスッキリと感心しました。
物語のおもしろさを感じますね
ただ、第一章とともに、戦いのシーンがサッパリとしすぎていた印象を少し持ちました。
暴君ミラースの死に方も…私は、少し好きではありません
まあ、そんな受け止め方も、人それぞれでしょう。
たびたび、第一章で出てきたモノが出てきて
「うわー!知ってるう♪」
と騒いでいました。
シリーズものによくある、知ってる知ってる、というワクワクさですね☆!
すごく楽しかったです。
そして、第一章が懐かしく、時の経つさみしさや切なさも感じました。
ぜひ、読んでみてください
みなさんもすぐ、ナルニアの世界に引き込まれることでしょう
第一章から読むことをオススメしますが、第二章から読んでも、全然問題ありません。
それでは
ばいばあい