お隣の某大国経済が失速している様です。少しは大気汚染が少なくなるかも? このところの夏の暑さは、私が子供のころ経験したそれとは別物、まるで灼熱地獄の様相を呈しています。子供のころ夏休みともなれば朝早くに父親が、近くの小川にオニヤンマのヤゴが上がっているから、取ってくるといいよと私を起こします。朝露に濡れた草むらがキラキラと朝日に輝いています。それがすごく寒くてブルブルと震えていた事を今も覚えています。真夏の日中の気温は27~30度くらい。ひと夏の最高気温でも33度くらいだったと記憶しています。
私が住んでいるのは岐阜県の山間部で、あの頃の日本の気候は雨が全く降らない気候で、日照り続きのニュースがいつも流れていました。雨がまったく降らない節水の報道ばかりでした。それが今では別世界の出来事のよう。この変わり様は何なのか、言わずと知れたCO2なのでしょうね。もうあの頃の時代に戻れないと思うと悲しくなります。
それはそうと、人類の夢は他の惑星への移住と言ったところ、でもそれは簡単ではありません。あの70年代のアポロ宇宙船が人類を月へ連れて行ってくれたのは50年も前の話、NASAは今再び月面着陸を計画している様です。全長100メートル超えで総重量3000トンのロケットに宇宙飛行士が3人、ロケットの先端3角錐のところに乗っての打ち上げです。ロケットの大半が燃料でした。それも月への片道で大半が消費されます。帰りはわずかに残っている燃料を使い切っての帰還です。まさに命がけ、それも1~2年訓練した宇宙飛行士だけが到達出来る世界。こんなんで宇宙旅行なんて出来るでしょうか? ロケットが加速する時人体には7G負荷がかかる。普通の人は気絶してしまうそうです。直立した状態では血液が足まで下がってしまい気を失います。他の推進力に光子ロケット・プラズマロケットは構想はあるけど実用化には至っていません。第一宇宙空間は放射線が飛び交っていて、船内に居ても防ぎきれないそうです。
NASAの50年のブランクが意味するものは何なのか? 一朝一夕にはいかないようですね。