こんにちわ~

阪神の野球の試合の考察記事です

 

 

 

ここのところ、連日阪神の野球の試合を見ています

昨日28日も接戦でしたが、阪神が4×3でヤクルトに勝ちましたラブラブ

しかし接戦が多く、見ていてとても疲れるわ~ ニヤニヤ

 

本来は、私は深く試合内容を追及したりしないタイプのライトファンです

フィギュアスケートなどは、コアに採点とか調べたりしますが

野球は、ベンチ裏の監督の采配とか、深く理解しようと思ったことなく

解説の人のはなしを参考にするくらいです

 

でもここしばらく試合を見続けていて、いかに采配、ベンチでの考えが

大事なのかということが、ちょびっと理解できた気がしたわ てへぺろ

 

それで、今日は29日ですが、一昨日27日(土)のヤクルト戦での内容を

試合を見ていたファンにはとても参考になったコアな記事が

あったので、残させていただきます

 

私的には今頃ですが、目からウロコのような・・

まるで詰将棋のような・・唸るような思いがありましたの・・

 

試合を見ていない方、関心ない方は、スルーしてくださいな

 

 

 

 

4月27日のヤクルト×阪神の試合

 

回      123456789 

ヤクルト 110000101 4

阪神       01003010×   5

 

 

 

 

「ミーティングをしない」阪神の岡田監督は

異例の前夜緊急招集でどんな“魔法”をかけたのか…

ヤクルトに逆転勝利した舞台裏

 

 
阪神が27日、甲子園でのヤクルト戦に5-4で逆転勝利し首位をキープ。
4月の戦いを3試合残して今月の勝ち越しを決めた。
勝負を決めたのは近本光司の逆転2ランだったが、
随所に岡田彰布監督(66)の奥深い采配が光った。
前日の敗戦後には超異例とも言える緊急野手ミーティングを開いたという。
 
 
 
 
2年前のチャンピオンチームは簡単には終わらせてくれなかった。  
5-3の9回を任されたゲラが先頭の武岡にソロアーチを浴びて1点差とされ、
さらに長岡、青木に安打を許し、一死一、三塁のピンチを迎えた。
 
 
 
 
ヤクルトは代打の切り札、川端をコールした。
 
 
 
 
ここで岡田監督が、内野の守備陣に指示したのは、同点阻止の前進守備ではなく、
併殺狙いの中間守備だった。
川端は初球から打ってきた。詰まってはいたが、ライナー性の打球は
センターのヒットコースへ。
だが、中野が下がっていたため、追いつきアウトにした。
もし前進守備であれば抜けていただろう。 
 
 
阪神・中野 今年だけで優勝2度味わった幸せ者「阪神優勝とWBC ...
 
 
 各紙の報道によると岡田監督は「常識よ」と語ったそうだが、
三塁走者が長岡だったことを考えれば、当然、ゴロゴーあるいは、
ギャンブルスタートも切ってくる場面。
選択肢として前進守備もあり得る状況で、川端の足と二遊間の守備力を考えて
併殺狙いの中間守備を取った岡田監督の判断は、さすがとしか言いようがない。
 
 
 
 
二死になったゲラは、落ち着きを取り戻し、丸山を156キロの吊り球で、
スイングアウトの三振に斬りゲームセットである。 
「(ヤクルトは)前回の神宮の時よりも、だいぶバットも振れていた。
最後は1点差になったが、今日の勝ちは大きい」  
 
 
 
 
岡田監督はベンチでホッとしたような笑顔を浮かべた。  
随所に奥深い岡田采配が光ったゲームだった。  
 
 
 
 
 
 
 
まずは小幡のスタメン抜擢である。 「木浪もあんまり調子がよくない。
打つほうも。だからちょうどいい機会という感じで使った」 
 
 
 
 
 前日に木浪が3失策、2-8完敗の“戦犯”となったが、そのことを持ち出さないのが岡田監督らしさである。
先発の大竹がプレーボール直後の初球を塩見にレフトスタンドに運ばれる波乱の
スタートとなり、2回にも、まったく無警戒のサンタナに三盗を許すなどして
追加点を奪われた。
 
 
 
 
しかし、その裏、二死一、二塁から小幡が変化球に粘り強く反応して
センター前へタイムリーを放った。そして5回の逆転劇を演出したのも
先頭の小幡のセンター前ヒットからだった。  
大竹にバントで送らせ、近本がカウント1-2からのサイスニードのストレートを
ライトスタンドに放り込んだ。
 
 
 
 
さらに、この回、大山のタイムリーで1点を追加している。  
 
 
 
 
 
7回に大竹がつかまった。一死からサンタナ、山田、長岡に3連打を浴びた。
岡田監督は、長岡のところでの交代も考えていたそうだが、一死満塁で、
中村を迎えたところで桐敷にスイッチした。
ヤクルトは、川端、青木、西川と、3人もの左の切り札をベンチに
スタンバイさせていた。岡田監督は、先を読み、“左封じ”にかかった。  
 
 
 
 
中村は三振。二死となってから、代打の青木にフルカウントから押し出しの四球を
与えた。
だが、この打席で桐敷は死球も恐れず内角を攻めていた。押し出し四球を与えても
まだ1点のリードがある。ストライクを取りにいき、ヒットを打たれれば、
同点あるいは逆転の危険性もあるなか桐敷は、
四球やむなしの考えで最後まで厳しく攻めていた。
 
 
 
 
二死満塁から赤羽を空振りの三振。ベンチの選択、そしてバッテリーの選択も
正しかったのである。
 
 
 
 
1点差に迫られた、その裏に岡田監督がまた意外な手を打つ。
一死一塁から中野にバントで送らせたのである。
 
 
 
 
この回の頭から左腕の山本がマウンドに立っていたが、
岡田監督は「(送れば)代わるのがわかっていた。右(対)右なんで。
なんとかセカンドに送っとけば、どっちか2人(森下か大山)が返してくれるかな
という気はあった」という狙いで森下の前に得点圏に走者を進めた。  
 
 
 
 
岡田監督の読み通りに高津監督は山本から右腕の丸山にスイッチ。
森下は2球目の外角へ落ちるフォークを引っ張って三遊間を破った。レフトの
サンタナが、その打球をジャックル。貴重な5点目がスコアボードに刻まれた。 
 
 
 
 
 実は、前日の敗戦後に岡田監督は野手ミーティングを開いていた。
 「昨日は終わってすぐ裏にみんな野手集めて今日の対策を言っていた。
それに応えてくれた」  非常に珍しい出来事だった。  
38年ぶりの日本一に輝いた昨季、岡田監督が試合後に選手を集めてミーティングを
開いたことは一度もなかった。もっと言えばコーチミーティングさえ行っていない。
もちろん試合前にスコアラーが中心になって行われるミーティングには、岡田監督は
参加して、ごくたまに意見も言うのだが試合後に野手を集めるのは異例中の異例だ。
 
 
 
 
 そこで何が語られたのか。  この日の5得点がすべてを物語っていた。  
前日のゲームで、阪神はヤクルトの小川、大西、木澤のリレーに6安打、
2得点しか奪えなかった。
ヤクルトバッテリーの配球傾向は明白だった。走者がいない場面では、ストレートで
カウントを整え、変化球で勝負。それもボールゾーンを使う。
逆に走者のいる場面では、変化球を軸にした配球に切り替えて、
最後にストレート勝負。阪神打線は、その配球の餌食になってしまっていた。
 
 
 
 
おそらくだが、岡田監督は、それを踏まえてシンプルな対策を授けたのだろう。  
先制タイムリーを放った小幡は、変化球を頭に置いて粘り、そのボールに
食らいついた。逆転本塁打を放った近本は、3球続いた変化球には見向きもせず
ストレートを仕留めた。 
 
 
近本光司(阪神タイガース) | プロフィール・成績・速報 ...
 
 
 
「高めのストレート。今日1日、1球来るかこないか(のボールを)しっかりと
仕留めれるようにと粘り強く待った。違う球だったら三振でいいや、と思っていた。
そこに来たら絶対仕留めるっていう気持ちで待っていました」と明かす。 
「ピンチでは変化球を軸にカウントを整え、そこで勝負。
あるいは追い込んでからストレート勝負」というヤクルトバッテリーの配球を
読んだのである。7回の森下のタイムリーは、「ピンチでは変化球が軸」の変化球を
狙い打った。そして何より岡田監督が与えたヒントをすぐに実行できるのが、
連覇を狙う阪神打線の実力なのだろう。  
 
 
 
 
先発の大竹は、まだ本調子とは言えなかった。
打線についても「もう1点欲しかった」と岡田監督が振り返るように、まだエンジン全開までには至っていない。佐藤の不振も深刻だ。
そのチーム状況の中で、貯金を「4」にして3&4月の勝ち越しを決めたのは、
連覇への第一歩を踏み出したと評価していい。  
 
今日28日の先発は「一番安定している」と岡田監督が評価している才木だ。
現在連勝中。7日のヤクルト戦は、2失点で負け投手となった。 
「今日勝ったんで才木もゆっくりね。連敗してると力んだりするかもわからない
けど、今日の勝ちで初回から楽に投げられると思う」  
岡田監督の読み通りにまた主導権を握りそうである。
 
 
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以下、記事にコメントされてた方々のご意見♪ ラブラブ
 
 
いい記事だと思う。 相手の持ち駒を見極め、自軍の持ち駒とその特長と調子を把握し、 相手の配球を読み、自軍選手に自分の考え方を理解させて試合に臨ませる。 
これまでの戦い方から相手監督の出方を予想したうえで 次の、また次の次の手を
打つ。 こんなスポーツ、野球以外にあるだろうか。 どんなスポーツでも当然その
面白さや深さはある。 しかし、野球はこれほど多角的な思考と戦術を駆使して戦う
競技だ。 改めてその面白さを考えさせられた。
 
 
 
 
 
 
中野のバントシーンはTVで観ていて面白かった。中野が高めのバントを一球失敗し
キャッチャー前で危うくチカが二塁フォースアウトになりそうになったがファールで
命拾い。そのあと高めのボール球を決めて進塁成功したけど、その時にTVカメラが
ベンチを抜くと、岡田さんが厳し目の顔で隣の平田コーチに「ボールやろ?」と
尋ねているのが見えた。送りバントは「ストライクバント」なのが基本だから、
ボールでしに行ったことに少し不満だったにではないか。失敗率が高まるし。
悪い場合には併殺もありえる。ボール球をバットを引いて見送ればピッチャーに
球数を投げさせられる。岡田さんはそこまで考えて野球をやる監督だろう。
 
 
 
 
 

 
教科書通りって采配があまりない。あったとしても深謀遠慮の末の選択肢として。
たしかに一つ一つの場面での采配の選択間違いが圧倒的に少ない気がする。
恐らく経験に基づく確率の問題なんでしょうけど、長いこと野球を観てきた「眼」の
なせる技。解説者として野球を見ていても常に頭はフル回転だったんだろうな。
 これに応える選手の力量ってのは確かにあるんだろうけど、そこはもう去年の実績
を踏まえた信頼関係だろうね。監督の選手の技量を把握する目は確か。選手も
監督から作戦指示があれば、それを成せば勝てるというのが分かっている。
やっぱり何だかんだと強い。あとは追ってこれそうなところが見えない
 
 
 
 
 
 
 
 
先日の横浜戦。 似たような場面で三浦監督は前身守備をしいて大山に同点タイムリー、ノイジーの押し出しで逆転した記憶がある。 あの時の大山のタイムリーも
後ろに下がっていたらショートゴロの併殺かショートライナーだった。
同点にはなっていたかもしれないが、逆転は出来なかったかもしれない。
 監督としての経験値が成せることなのかな。
 
 
 
 
 
 
岡田監督の策は非常にシンプルですが、実に奥深い。洞察力が凄すぎるんでしょう。
ペナントは長いので、腹の探り合い、裏のかきあいになりますが、あらゆる判断の
タイミングで白星にも黒星にもなるんでしょうね。その判断が絶妙な監督と
それに応えられる技量をもった選手たち。どんどん成熟したチームになってきて
ます。岡田阪神の完成形がどのようになるのかとても楽しみです。
 
 
 
 
 
タイガースは昨シーズン3,4月を13勝10敗で勝ち越しを3つ持って5月に突入した。
岡田監督は昨シーズン、開幕ダッシュの成功がリーグ優勝には大きかったと語って
いた。今シーズンは開幕からタイガース打線が調子を落としていて、僅差の接戦が
多くやや苦しんでいる印象だけど、現時点で貯金を4つも積み上げていることは、
分厚い投手陣のお陰だろう。あとは、岡田監督は連敗しても、急に戦術を変えたり、
奇策はあまり講じなく、定石通りの戦術を当たり前のようにすることが
選手たちに落ち着きを生んでいるのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
楽に勝っていない、負ける可能性もあった試合に勝つと、阪神が更に強くなった!
と感じます。負けた日も全てが駄目ではなくて、「この選手は・このプレーは
良かった・ワクワクした」が必ずあります。 他チームの強さや個々の選手の
プレーの凄さを感じることも多いですが、「それでも勝った」「連覇した」
「やっぱり阪神は強い」となるのを信じて、これからも応援します。
 
 
 
 
 頑張れ~岡田さぁ~ん😊(^^♪😊
 
 
 
 
 
危機一髪でどうなるか、わからないような・・
接戦の試合ばかりだからね~