ニンテゲド戦記』 | Miuraのブログ

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ニンテンドー3DS LL ピンク×ホワイト を購入しました. 本体設定をして 「どうぶつの森」に備えます. スタンドは品切れで買えませんでした. 宮崎吾朗第一回監督作品は『天空の城ラピュタ』などを見ているような、どこか懐かしい感じの絵でした. 監督自身も『風の谷のナウシカ』などがお好きだということもあってか、『もののけ姫』以降の宮崎駿監督の細部まで作り込んだタッチの絵ではありませんでしたが、逆にそれが私にはとても好印象でした. 世間では「やはり宮崎Jr.ということもあって、父親より絵が下手」などという意見がありますが、「絵が下手」というより「懐かしい感じの絵」は監督の意味ある演出だと思います. メッセージをより観客に伝えるために登場人物をより際立たせる、そのための演出だと私は感じましたね. この映画のメッセージは深く、重いです. 父と息子、自立、命の尊さ、生きる意味、そして大切なもの. 『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』と宮崎アニメが世界的ブランドとなった一方で、テーマが以前よりも単調になってきた感じが否めない中、息子・吾朗監督はまさに父親やスタジオジブリの原点に立ち返ったような感じがします. 『カリオストロの城』以降の宮崎アニメで育ってきた世代、特に最近の宮崎アニメより『となりのトトロ』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』などが好きな人達には、本当に宮崎アニメが好きな人が作った【新たなる宮崎アニメ】だといえるような気がしましたね. 個人的にはこれまでの宮崎駿監督作品よりも、今回の宮崎吾朗監督作品のほうが好きです. 幼き時に味わった、ジブリ作品独特のわくわくドキドキ感がこの映画には確実に存在していたように思えた、素晴らしい映画でした. 深夜らじお@の映画館 はジブリ作品の中では『となりのトトロ』派です.