久々奥会津ドライブ⑦ ただみブナと川のミュージアム ふるさと館田子倉(福島県南会津郡只見町) | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

2023年4月29日(土・祝)、久々奥会津ドライブ記事の続きです。


福島県南会津郡只見町にある「只見展示館」と「只見ダム」を後にした僕は、


次に「ただみブナと川のミュージアム」、


そしてその次に「ふるさと館田子倉」を訪ねました。


どちらも只見町の地理、歴史、自然、環境、地勢などを展示した資料館です。


「ただみブナと川のミュージアム」です。こちらは只見の市街地の外れにあります。

只見町と言えば、ブナ林と、只見川や伊南川などの清流。

それらを中心にした展示物がたくさんあります。

只見町の人たちの生活がよくわかる資料館です。

そして次に訪ねたのが「ふるさと館田子倉」。只見の市街地の中にあります。
田子倉ダム建設により、水没した集落「田子倉」を記憶に留めるために造られた資料館です。

田子倉にて暮らしていた人たちは、

山菜、キノコ、狩猟、漁撈を生業として生活しており、

その豊かな自然とともに生活していました。

昭和30年代、日本の戦後復興のためにダムが次々と建設され、

田子倉には首都圏への電力供給を目的とした大規模水力発電ダムが計画され、

それとともに住人たちが、どのような生活を失い、

また何を獲得したのかについて、展示された資料館でした。

田子倉ダム開発は、いくつかの小説の題材にもなっているんですね。

あと田子倉ダム建設には欠かせなかった、

只見線を紹介した部屋もあります。

そして「ふるさと館田子倉」の駐車場のところに、

ブナの木がありました。ツルツルとした幹が特徴的ですね。
葉っぱはこんな感じです。優しげな葉っぱですね。
この2つの資料館は、1枚310円のチケットで、

両館、見学することができます。

自然豊かで、自然とともに生きてきた只見という町が、

田子倉ダム建設に伴って、どのように変容し、

そして再び、2014年のユネスコエコパーク登録とともに、

再び自然とともに生きていくことを決めたプロセスを、

両館から学ぶことができました。

では!