2022年4月24日(日)、新潟県長岡市にある、
新潟県立近代美術館へ行ってきました。
企画展の「平等院鳳凰堂と浄土院」展を開催していました。
一度訪ねたことがあります。
今から20年前くらいのことです。
教科書でしか観たことのないものを、
実際に自分の目で観ると、
感動しますね。
この企画展には「平等院鳳凰堂」にまつわるものが展示されていましたが、
「平等院鳳凰堂」が造られたのは平安時代。
1000年も前のこと。
当時のものがそのまま残っているわけもなく、
あとでそっくりに造られたレプリカ作品がほとんどでした。
レプリカ作品であろうとも、
忠実に作られていれば、
それも芸術作品であると書かれていて、
なるほどなあ…
と思いました。
むしろ古いものをそのまま残すのもよいのですが、
どうやっても劣化は避けられない…
形あるものはいつかは壊れます。
そうやって当時の造り手と、
心の中で対話しながら、
再現し、
どんどん残していけばよいのでしょうね。
それが伝承というものであると、
改めて考えさせられました。
宇治には久しく行ってないなあ…
「平等院鳳凰堂」をまた観てきたいです。
では!