2022年4月20日(水)、北信ドライブ記事の続きです。
長野県下水内郡栄村の「道の駅信越さかえ」を後にした僕は、
栄村のお隣の長野県飯山市に移動しました。
そして飯山市の北東部にある「小菅神社」を参拝してきました。
丘を登った高台にあります。
「小菅神社」は明治時代の神仏分離まで、
新義真言宗に属する小菅山元隆寺(こすげざんがんりゅうじ)と言い、
かつては戸隠や飯綱と並ぶ北信濃の三大修験場として隆盛を誇りました。
創建の由来は定かではないそうですが、
白鳳8(680)年に小菅山を開山し、
大同年間(806~810年)に坂上田村麻呂がこの地を訪れ、
小菅山元隆寺を創建したと言い伝えられています。
小菅山元隆寺が「小菅神社」の起源とされています。
「小菅神社」のある「小菅山」は室町時代に修験道場としての隆盛期を迎えます。
戦国時代には上杉氏と武田氏の争覇の舞台となり、兵火によりことごとく焼失したそうです。
その後、上杉景勝の領地となり、再建にいたり、
霊場よりも観光的な場所に変化していきます。
「小菅神社」と改称したのは、明治33(1900)年のことです。
「小菅神社」のある辺りを今は「小菅の里」と呼んで観光地となっていますが、
静かでのどやかな観光地です。
「小菅の里」の案内看板です。
平日のためか、僕以外の参拝者はおらず、
静かにゆっくりと参拝することができました。
心落ち着く神社でした。
では!