トキみ~て(新潟県長岡市) | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

2021年2月14日(日)、寺泊ドライブの記事の続きです。


新潟県長岡市寺泊(旧・三島郡寺泊町)の市街地の史跡巡りをした僕は、


次に「トキみ~て」を訪ねました。


「トキみ~て」とは、


中国から寄贈され、佐渡島にて繁殖させ、


増やした朱鷺の分散飼育場で、


見学可能な施設となっています。


分散させたのは、ひとつの場所での飼育ですと、


鳥インフルエンザ等の感染症により、


再び全滅してしまう可能性があるので、


日本各地で分散飼育しているようです。


そして繁殖飼育させた後、野生に返すという役目も担っているようです。


「トキみ~て」は、新潟県長岡市(旧・三島郡寺泊町)夏泊にあります。

観察棟「トキみ~て」です。駐車場に入る際には、車をタイヤを消毒するために、消毒槽を通貨します。
左側が入口です。
入館料は高校生以上100円です。

中に入りますと、早速朱鷺と出会えます。
観察棟の内部です。ガラス張りになっており、更に網が掛けられています。
観察できるのは、オスばかりでした。
朱鷺の学名は「ニッポニア ニッポン」と言うそうです。

ペリカン目トキ科トキ属に分類されます。

属名と種小名の両方に、日本の名がついた貴重な鳥です。

翼を中心に、羽の裏側が薄く刷毛で刷いたような美しい「朱鷺色」になっているそうです。

繁殖期になると、首の上部から出てくる黒い粉状の物質を水浴の後、

肩から上部に塗り付けるため、

この部分が灰黒色に変わるそうです。

エサを与える時間が決まっており、見学できます。
飼育実の全景です。
水の中に入る朱鷺です。ほんと顔が赤いですね。
エサを与えるスタッフが出てきましたが、そっと出てきて、そっとエサ、この時はペレットですが、ペレットの入ったトレイを置いていきました。
ペレットを食べています。
長い嘴で上手につかみ、飲み込みます。
受付で、朱鷺の折り紙をもらえたので、もらってきました。かわいいですね!
日本産のトキは2003年に「キン」が死亡し絶滅しました。

その後、中国から朱鷺を寄贈されることになりますが、

種としては同一だそうです。

19世紀までは日本の至るところで観られた鳥だったのですが、

その後、乱獲や開発により、激減していきます。

日本では、長岡市の他、佐渡島、多摩動物公園、石川県能美市、島根県出雲市で分散飼育されています。

では!