※ネタバレ注意 映画『天気の子』観てきました! | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

映画『天気の子』を観てきました。

『君の名は』の大ヒットの影響を受けても、

守りに入ることなく、

自身の世界観を貫いた、

新海監督に、

お見事としか言いようがありません。

『君の名は』はよくできた作品でしたが、

最後のシーンで、

三葉と瀧の今後が気になって、

モヤモヤしたまま…

という人も多かったと思います。

『天気の子』は、

その結末を観客の想像に任せず、

その結末を決めたところが、

僕的には評価できるところです。

『君の名は』のモヤモヤが解消されます。

しかし、結末を決めるということは、

得られるものもあれば、

失うものもあるということであり、

しかし失ったものに対して、

それは長い歴史から見れば元に戻ったこと、

と解釈した、倍賞千恵子が声を担当した、

おばあさん、立花冨美の存在で、

ずいぶん救われたことでしょう。

世界にその身を尽くすことを選ばずに、

個人の存在の尊さを選んだことに、

新海監督の現代社会に生きることの意味が込められていて、

戦争映画とまた違った意味で、

感動を与える映画となっています。

観て良かったと思える映画でした。
ポテトとアイスコーヒーをお供に。
では!