越後三十三観音霊場巡り9 宝蔵寺(新潟県刈羽郡刈羽村) | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

約1年ぶりの、越後三十三観音霊場巡りの再開です。

本日、令和元年5月19日(日)、

刈羽郡刈羽村にある、越後三十三観音霊場巡り、

第五番札所、宝蔵寺を訪ねてまいりました。

実は約1年前の平成30年3月にも訪ねたのですが、

その時は冬季間であり、雪も多かったため、

本堂は閉鎖されていました。

泣く泣くあきらめて、その日は去り、

そして本日を迎えました。

本日は、本堂に入ることができ、

観音様にしっかりお詣りすることができました。

住職もおられ、

御朱印を頂くとともに、

宝蔵寺の歴史についてもお話を聞いてくることができました。

海に近いところに寺はありますが、海は見えません。

新緑に囲まれた静かな地に宝蔵寺はありました。
山門です。脇から入ります。
本堂です。中にたくさんの仏像と十一面観音像がありました。
住職よりいろいろとお話を聞かせてもらいました。

かつてはこの地にも多くのお寺があったのですが、

跡継ぎがいなくなり、消滅したお寺の仏像を引き取って祀っているそうです。

その中には、中越沖地震で、つぶれてしまったお寺もあり、

そのお寺から引き取った仏像は、

室町時代の作であったことが、

その時にわかったそうです。

宝蔵寺の歴史は古く、上杉家とのつながりが深く、

上杉家が会津へ移封となった時に、

この宝蔵寺も一緒に付いていったのだそうです。

いつ戻ってきたのか、そこはよくわかりませんでしたが、

上杉家の位牌があったり、

徳川家の葵の御紋が梁にあったり、

武家とのつながりは深いようです。

徳川家の葵の御紋があるお寺は珍しいそうです。

あとは、大隈重信が乗ったという籠も展示されていました。

たくさんの歴史的な重みのあるものが飾られていました。

本来ならば展示されるくらいの価値はあるのでしょうが、

近くで見られるという面白さがありました。

頂いた御朱印です。
丁寧な住職さまのお陰で、

気持ちよく参拝することができました。

令和になって初めて頂いた御朱印です。

では!