越後三十三観音霊場巡り④ 大泉寺 大清水観音(新潟県柏崎市) | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

2017年10月12日(木)、平日一日休み、新潟県内日帰りドライブにまたまた行ってきました。
 
最初に立ち寄った場所は、柏崎市大清水にある大泉寺です。
 
大清水は柏崎市と上越市の市境にある集落です。
 
海沿いの国道8号線から山道をくねくねと登って行くと、
 
大泉寺はありました。

越後三十三観音霊場巡り、三番札所です。
 
真言宗豊山派のお寺で、開山は693年(朱鳥7年)と持統天皇の時代まで遡る、
 
由緒あるお寺だそうです。

戦国時代には、上杉謙信、上杉景勝らが参拝し、

武運長久を祈ったそうです。
 
標高は200m、晴れていると、日本海、柿崎の街、そして頸城平野が一望できますが、
 
今回は残念ながら雨。
 
日本海と頸城平野はもやがかっていました。

山の中にひっそりと建つ観音堂。


その中に穏やかな表情をした、千手観音がおられました。
 
観音様を見ていると、穏やかな心持ちになります。
 
大清水という地名のごとく、
 
敷地内には清水が湧いていて、
 
飲水することができました。

これは山門。本来の参道は歩いて登る山道なのだそうです。

合祀されている飯綱神社。


合祀されている子安地蔵尊。

寺務所にて、御朱印を頂きました。


優しげなご住職さんと話をしました。
 
かつてはこの大清水という集落に、7~8世帯の民家があったそうですが、
 
山間部のため、今はこの大泉寺だけになってしまったそうです。
 
ただ観音堂が国重要文化財に指定されているため、
 
道路は行政より整備してもらえたそうです。
 
大泉寺の周りの畑や庭に掘り起こされた跡がありましたが、
 
それはイノシシによる被害だそうで、
 
今、柏崎の米山山系一帯はイノシシ被害で頭を悩ませているそうです。


穏やかな場所で、穏やかにお話ができ、とても良い経験となりました。
 
もう何度も通ったことの国道8号線。
 
観音巡りをしなければ、
 
こんなところにお寺があるなんて知りもしませんでした。
 
まだまだ知らないことだらけです。
 
新たに知ること、新たに経験すること、
 
それが楽しいことであること、
 
更に身近な場所にもまだまだ知らない場所がたくさんあること、
 
今、身をもって体験しています。
 
では!