パワハラくんのその後 | シンカの進化

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シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

久々にパワハラくんの記事です。

12月から2月まで、僕の部署で実習をさせながら、健康回復させたパワハラくん、

3月から、元の部署に戻って、

部長と僕の監視下の元、

元の部署にて、業務をしていました。

パワハラくんの上司であるパワハラ課長も、

監視下に置かれているのもあって、

最初は丁寧な対応をしていました。

2ヶ月経過し、

僕は、週2日僕の下で、週3日パワハラ課長の下で業務する、

という提案書を提出したのですが、

パワハラ課長は、プライドが刺激されたのか、

僕のその提案を蹴って、

自分の下で週5日働かせると言ってきました。

それ以上介入する権限は僕にはないし、

パワハラくんも、頑張ってみる、と言っていたので、

僕は様子を見ていました。

6月頭に、パワハラ課長が僕に、

パワハラくんは自分の部署には要らない、

僕の部署で、面倒みてくれないか、

と言ってきました。

僕は、自分で面倒みると言って、

僕の提案を蹴っておいて、それはないだろう、

大体人事権は僕にはないのだから、

それは部長に相談してくれと、内心腹を立てながら、伝えました。

一度こじれた関係は、元には戻らないものとは、わかっていたのですが、

パワハラくんは7月末で退職することを、

その後決め、

今日、僕のところに退職を決めたことの報告に来ました。

僕に対して「いろいろとしてくださったのに、すみません。ご迷惑おかけしました」、

と謝ってきました。

僕は、人事権のある部長が、パワハラくんに出向を命じ、

僕の部署にしばらく置くのではないか、と期待していたのですが、

出向ももちろん期限付きなわけで、

期限後も、パワハラくんは、所属部署に戻れないことが明らかと、部長は判断したようで、

今後について考えるようにと、部長はパワハラくんに伝え、

そしてパワハラくんは、辞めることを決めたようです。

合わない上司の元で、我慢して働くよりも、

辞めて新しい職場を探した方がよいのかもしれませんが、

僕は、かなりのエネルギーをかけ、パワハラくん問題に対処してきたのに、

結果的に、将来可能性のある後輩を失う、という事態に至り、

徒労感と、パワハラくんを救えなかったことへの申し訳なさとで、

報告を聞いた後、かなり落ち込みました。

そしてこれで、4人の部下を辞めさせたことになる、パワハラ課長への、

腹立ちも大きくなりました。

パワハラ課長にも、何らかの処遇がなされないと、

結局、今後も同じ事態が起きてしまう、

その事態に対して、手をこまねいている部長に対しても、

腹立ちを感じました。

偉くならないと、人事権もなく、どうにもならないのが現実なのだと、実感しました。

パワハラくんの再就職が決まるまでは、

相談にのったり、支援をしてあげようと思います。

それにしても虚しい夜です・・・

では!