お正月と言えば・・・
お年玉ですな!
子どもたち、
僕のお小遣いよりもたくさんのお年玉を、
祖父母、親戚の方々からもらっております。
いい時代だなあ・・・
って、思います。
お金を稼ぐには、手間暇がかかっていることなどを感じ取り、
大切に使って欲しいと思いますが、
働くようにならないと、本当の意味で、お金を稼ぐことの大変さ、わかりませんよね。
僕のお年玉にまつわる思い出ですが・・・
小学校1年生の時に、
お年玉で、日本地図帳を買ったんですね。
当時、3000円くらいしたような記憶がありますが、
定かではありません。
もらったお年玉は、500円札か1000円札だったように思います。
なぜ地図帳を買ったかと言いますと、
もちろん、それは、
僕が地図好きだったからに他なりませんが、
うちには、『子ども大百科』というような名前の、
百科事典があったのですね。
10~12巻くらいで構成され、
世の中の事象を、
あ~わ行まで順に、わかりやすく記した事典でした。
保育園児だった僕は、その中の、確か7巻くらいだったように記憶していますが、
「にほんちず」というページが好きで、
毎日毎日、そのページばかり眺めていました。
僕は、地理や地図といったものが、物心ついた時から好きだったみたいです。
その巻は、そのうちボロボロ、バラバラになってしまいました。
そして、小学校1年生の時に、日本地図が欲しいと両親に要望しました。
そうしたら、両親は、もらったお年玉で買えと・・・
今考えると、勉強に関わるものなので、
親が買ってくれても良いのに、と思いますが、
今ほど、余計なものにお金を割かなかった時代なんですよね。
昭和50年代です。
自分のお金で買ったものなので、
その後もとても大事にして、
寝る時も、トイレに行く時も、いつも携帯していたように思います。
普通は、ぬいぐるみとか、おもちゃとか、なんでしょうけどね・・・
僕は日本地図帳でした(^_^)
その地図帳、実は今も大切に保管しておりまして、
国際地学協会発行の『日本地図帖』という地図帳です。
毎日毎日見過ぎたせいで、ぼろぼろになり、
ガムテープやセロハンテープで、修復してあります。
東京都のページ。
新潟県のページ。
一番好きだった都市人口ランキングのページ。ぼろぼろになりすぎて、自分の字で修復しています。
地名や人口はあっという間に覚えましたね。
全国の市町村名と、都市の人口は、ほぼ覚えていました。
地図帳から、覚えた漢字もたくさんありましたね。
あの頃の記憶力が、今もあれば・・・
と思いますが、もう無理ですね(^_^;)
今も、たまに見返しています。
昭和50年代の日本は、どうだったかな・・・ って。
でも、今開くと、更にぼろぼろに崩れそうで、
遺跡の出土品のように、丁寧に扱っています(^_^;)
ある特別なものに強いこだわりを示す僕は、
今で言う、発達障害傾向を強く持った子どもだったのだと、思います。
当時は、「地図バカ」と呼ばれ、
でも周囲から、からかわれることもなく、むしろ可愛がられていましたね。
おおらかな時代でした!
長くなりました。
お年玉からの回顧のブログ記事です。
では!