STAND BY ME ドラえもん (ネタばれ注意) | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

今日は息子と一緒に、

映画「STAND  BY  ME  ドラえもん」、

を観てきました。

ネットでレビューを見てみると、

賛否両論、ありますね。

映画って、人によって見方がいろいろで、

賛否両論あってよいと思います。

僕は、映画を通して何を見ているか、

今日は、改めて考えることができました。

僕は、その映画に、自分の人生のテーマを、

どのくらい投影できるかで、

映画の良し悪しを判断しているのが、

改めてわかりました。

「STAND  BY  ME  ドラえもん」、

ストーリーとしては、「のび太の結婚前夜」を踏襲してはいますが、

今回、僕が着目したのは、

ドラえもんに助けてもらわずに、子どもののび太と大人ののび太の協働で、難関をクリアするところ、

クリア後に、子どもののび太が、大人ののび太に、

ドラえもんに会っていくか、と尋ねた時、

大人ののび太は、

一瞬迷いましたが、会わないでおくことを決め、

「ドラえもんは子どもの時の友達だったから・・・」

と過去形で、更に笑顔で語るのですね。

このシーンが僕は一番感動しました。

のび太は、恐らく人生のどこかで、ドラえもんと、きちんとお別れできているのですね。

それも、とても良い別れを。

このことがわかっただけでも、僕はとても満足です。

お別れしても、心の中に確かにその人がいて、

その人が実在しなくとも、

その人と対話しながら生きていける、

こういう人間になりたいと僕は思っているのですね。

大人ののび太は確かに成長していて、

僕も頑張らなくては・・・

と思い、映画館を後にしました。

僕は、子どもの頃から、涙腺弱くて、

すぐ泣いてしまうのですね。

今回も泣いてしまいました(^_^;)

一緒に観た息子は、「うるっときたけど、泣くまではいかない。お父さん、いっぱい泣いていたね」と、言われてしまいました。

息子との違いは、多分、興味関心の観点が違うからですね。

僕の涙は、今回は、うれし涙です!

午前中、悲しいことがあったと前のブログに書きましたが、

お世話になった先輩が、

64歳の若さで、昨夜亡くなったのですね。

5月にお会いした時には、お仕事に復帰されて、元気そうにしていたのに・・・

この土曜日にお通夜があり、参列して来ようと思います。

別れは辛いですが、

その先輩と心の中で対話しながら、

その先輩の意志を継いでいく、

というのが、せめてもの供養ではないかと、

「STAND  BY  ME  ドラえもん」を観て、思いました。


では!