6月の憂い | シンカの進化

シンカの進化

シンカが日々の生活で体験したことを書いてみたいと思います。

今日の新潟は、久々の雨の1日。


じとじとと降る、梅雨らしい1日でした。


最近は日が長くていいですね。


今6月は、日が長くて、


忙しい5月が終わってほっとできる、


僕にとっては好きな月なのですが、


学生時代は祝日もないため、


気分が重く、そして孤独感も強い


嫌いな月でした。


今考えると、5月病のような抑うつ的な感じだっとのでしょうね。


大学時代に書いた「6月の憂い」と詩をふと思い出したので、


書いてみようと思います。


何が言いたいのか、今となってはよくわからない部分もありますが、


自分がこれからどう進んでよいのかよくわからない、


大きな不安の中に居たのだと思います。


宮沢賢治の影響を強く受けています。



「6月の憂い」


オレがオレであることは

痛いほど突き刺さる事実であるのに

オレはオレを捨てる方法を

真剣に考えている


歯車はいつも空回り

きっかけを忘れた時計は無用の烙印


緑萌える6月に

オレは河口の橋の上にいる

そこから見える世界は

空と海の二相系


空と海はどちらが偉いのか

それともオレが河口に沈んでしまえばよいのか

それですべてが片付くのか


青い船が河口を出ていく

船が探しているものは宝石か

それとも涙か

そんなもん わからねえ・・・


NAMIDA NO HOSEKI


それを6月の憂いと呼ぶならば

オレのすべてが止まっている