★株式明日の戦略-マザーズ指数が週間で4.1%高、来週は月末が迫る中で一進一退か | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

 21日の日経平均は続伸。終値は219円高の28317円。米国株高を好感して3桁高からのスタートとなり、早い時間に上げ幅を300円超に広げた。しばらく高値圏でもみ合った後、上値が重くなって失速。11時近辺では上げ幅を2桁に縮めた。しかし、後場に入ると改めて買いが入り、じわじわと上げ幅を拡大。200円近く上昇したところで値動きが落ち着くと、そこからはほぼ横ばいで推移した。マザーズ指数が2%を超える上昇。水準を切り上げて始まった後も買いが続き、高値圏を維持した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆3800億円。業種別ではその他製品やサービス、精密機器などが上昇した一方、鉱業や石油・石炭、ゴム製品などが下落した。自民党の緊急決議の原案に「こども庁」の創設や担当閣僚を置くことが明記されたと多くのメディアが報じたことを材料に、ベビーカレンダーがストップ高。半面、アストラゼネカ製ワクチンに関して、国内では接種は当面見送られると報じられたことを材料に、JCRファーマが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1076/値下がり1009。任天堂が3%を超える上昇。HOYAや富士通、エムスリーなどにも強い動きが見られた。証券会社の新規カバレッジが入ったAppierが急伸。リクルートHDやサイバーエージェント、リログループも証券会社のリポートを材料に買いを集めた。自己株取得を発表したテリロジーや、上方修正を発表したスターマイカHDが大幅上昇。前期が大幅な営業増益となった夢みつけ隊が急騰した。

 半面、レーザーテックが2%を超える下落。米国市場ではハイテク株が強かっただけに、同社の弱さは目立った。アドバンテストやディスコも買い気配スタートからマイナス圏に沈むなど、半導体株がさえない動き。米長期金利の低下を受けて、三菱UFJが売りに押された。原油安が嫌気されてINPEXが大幅安となり、出光興産やコスモエネルギーなど石油卸も軟調。ファイナンスが嫌気されたサンマルクHDが急落した。伊藤忠および伊藤忠飼料との資本提携解消を発表した中部飼料は10%を超える下落となり、年初来安値を更新した。

 日本株は週を通して方向感に欠ける展開となった。その中で、動きに大きな変化が見られたのがマザーズ指数。きょう21日までで4日続伸で、週間では4.1%高と大きな上昇となった。4月終盤から下げ基調を強める中では陰線が多く並んだが、上昇した直近4日間はすべて陽線を形成しており、ここからは底打ちを待っていた投資家の買いが入りやすくなると考える。きょうは「こども庁」に絡んで関連銘柄が跳ねたが、新興市場でテーマ性のある銘柄や、決算が悪くなく証券会社のリポートで取り上げられそうな銘柄は、一気に水準を切り上げる展開も期待できる。会社のリリースなどにも強い反応を示す可能性があり、IRに積極的な企業にも要注目だ。


【来週の見通し】
 一進一退か。国内は材料に乏しく、米国マーケットにらみの状況が続くだろう。米国では5月消費者信頼感指数や1-3月期GDP改定値、4月耐久財受注など重要指標の発表が多い。米国株も足元で米国の長期金利に神経質な反応を示しており、指標結果に一喜一憂する展開が想定される。日経平均は下げには一服感が出てきつつあるが、その一方で上値も重い。翌週月曜の31日が月内最終日で下げの特異日でもあるため、この近辺ではリスク回避ムードが強まる可能性がある。大きく下げるようなら買いも入るだろうが、大きく上げるようなら戻り売りも出やすく、上げ下げあっても水準は大きく変化しないと予想する。

出典:FXi24
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