31日午後の東京外国為替市場でユーロドルは買い戻された。17時時点では1.1731ドルと15時時点(1.1708ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。昨年11月4日以来の1.17ドル割れに失敗すると、欧州勢の本格参入後は買い戻しが優勢に。英・国内総生産(GDP)改定値の発表後に強含んだポンドドルにもつられ、日通し高値となる1.1738ドルまで反発した。
ポンドドルは1.3720ドル割れから1.3760ドルまで上昇。10-12月期英GDP改定値は前期比+1.3%/前年同期比-7.3%と、それぞれ速報値や市場予想から上振れた。
ドル円は伸び悩み。17時時点では110.73円と15時時点(110.84円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。111円に触れなかったことで持ち高調整の売りに押された。また、ドルが対欧州通貨で弱含んだことにも影響され、16時過ぎには110.62円付近まで上値を切り下げた。もっとも底堅いクロス円に支えられて、売り一巡後は110.70円台まで持ち直している。
ユーロ円は強含み。17時時点では129.90円と15時時点(129.77円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。129.70円前後の底堅さを確認するとユーロドルと共に買い優勢となり、129.93円まで上値を伸ばした。また、ポンド円も18日以来の高値152.29円までポンド高・円安が進んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.28円 - 110.97円
ユーロドル:1.1704ドル - 1.1738ドル
ユーロ円:129.26円 - 129.93円
(小針)
出典:FXi24
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