◇MSプレミアム=日銀、ETF購入をTOPIX型限定へ―買い入れ目安「6兆円」撤廃 | 12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

12/8Emergency発令「8/1510時看板犬ぽんたが13歳で心不全で他界。生き霊を飛ばしていた経験を天国でフル活用天国と地上と行き来自由!」

2月23日0時をもって、Emergency再発令。引き続きCOVID-19「非常事態宣言」。6月30日をもって、Emergency警戒に移行!

 日銀は19日に開いた金融政策決定会合で、購入する指数連動型ETF(上場投資信託)をTOPIX(東証株価指数)タイプに絞る決定をした。これを受け、同日は日経平均株価の主要銘柄であるファーストリテイリング<9983.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が急落し、指数は一時前日比595円安まで大きく下落した。

 日銀は長期金利(新発10年国債利回り)の許容変動幅の上下を従来の0.20%から0.25%程度に広げたほか、原則年間6兆円としていたETFの買い入れ目安を撤廃した。さらに、買い入れる商品の種類をすべてTOPIX連動のものにする。

 日銀は株高を受け足元でETFの買い入れペースを落としており、3月の買い入れ額は18日時点で計1002億円(設備投資、人材投資型除く)にとどまる。このため「6兆円」の目安の削除は事前に想定されていたものの、日経平均タイプを購入しなくなる点にはサプライズ感があった。

 日銀の日経平均型ETFの購入の恩恵を受けてきたファーストリテはこの日、一時前日比で6630円下落。ファナック<6954.T>やソフバンGも大幅に売られた。この日の日経平均の終値の下げ幅424円のうち、ファーストリテをはじめとするマイナス寄与度上位5銘柄だけで352円を占めた。

 半面、非日経平均採用の東証1部株を買う動きがみられ、TOPIXは連日で昨年来高値を更新した。日銀は株高局面では購入を見送り、下落時に相場を支えるスタンスを明確にした格好だ。

 買い入れ時のインパクトが見込まれる銘柄として、TOPIX500指数に採用されている非日経平均株のうち、25日移動平均の売買代金が少ないものを表にまとめた。セントラル硝子<4044.T>、サンゲツ<8130.T>、日本パーカライジング<4095.T>、東海理化<6995.T>、持田製薬<4534.T>などに注目したい。

日銀政策の主な変更点
原則年6兆円としていたETFの買い入れ目安額を削除
ETFはTOPIX連動のみ買い入れ、日経平均型を除外
上下0.2%程度としていた長期金利の許容変動幅を0.25%程度に拡大

TOPIX500採用の非日経平均銘柄のうち
25日平均売買代金が相対的に少ない銘柄
銘柄(コード)      19日終値
セ硝子<4044.T>    2400円
サンゲツ<8130.T>   1706円
パカライ<4095.T>   1247円
持田薬<4534.T>    4650円
キッセイ薬<4547.T>  2471円
東邦HD<8129.T>   2062円
ニッコンHD<9072.T> 2345円
大和工<5444.T>    3030円
東海理化<6995.T>   1999円
西鉄<9031.T>     3270円
西日本FH<7189.T>   837円
ダスキン<4665.T>   2863円
九州FG<7180.T>    529円
北陸電<9505.T>     739円
キヤノンMJ<8060.T> 2659円
中国銀<8382.T>    1010円
戸田建<1860.T>     859円
パイロット<7846.T>  3660円
ニッパツ<5991.T>    861円
八十二銀<8359.T>    432円
メイテック<9744.T>  6250円
アリアケ<2815.T>   6770円
伊予銀<8385.T>     743円
滋賀銀行<8366.T>   2493円
大同特鋼<5471.T>   5130円
ひろぎんHD<7337.T>  743円
アイカ工<4206.T>   4090円
アマノ<6436.T>    2772円
ほくほく<8377.T>   1143円
長瀬産<8012.T>    1814円

出典:モーニングスター社
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