先読み作戦指令室＝フォバルＲＳ：抗ウイルス対策サービスにも期待、期末は増配決定
フォーバル・リアルストレート<9423.T>に注目したい。
企業のオフィス移転、リニューアルをトータルに支援する企業。具体的には不動産仲介、運送、内装手配、ＯＡ・通信機器、ネットワーク構築などオフィス移転、リニューアルを一貫支援するだけでなく、働き方改革まで「オフィスに関わること全てにおいてのプロ」を標榜している。親会社は通信機器販売、ネットワーク接続で展開しているフォーバル<8275.T>。
１７年から「オフィス丸ごと抗菌コーティング」など感染症対策サービスを手掛けており、南紀白浜空港で三密回避などの安全対策に加えて、空港ターミナルビル内の抗ウイルス・抗菌コーティング対策を実施するなど、順調に実績も上げてきているなど、新型コロナウイルス対策関連の材料テーマにも乗っている。
２１年３月期連結の経常利益は８５００万円（前期比８．４％増）、純利益は６４００万円（同４．７％増）の見通し。第３四半期累計（２０年４月－１２月）はそれぞれ５６００万円（前年同期比１０．５％増）、４８００万円（同０．７％減）と経常利益は２ケタ増益を達成している。
２月１７日に３月期末配当を従来予想の１．６円に対して１．８円（前期末１．６円）に増額、増配すると発表した。
株価は１２月２３日に８５円まで押してから底入れ反転、ジリ高歩調に転換している。
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出典：モーニングスター社
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