8:05 配信
現在値 | ||
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東エレク | 43,540 | --- |
アドテスト | 9,480 | --- |
KDDI | 3,416 | --- |
村田製 | 9,785 | --- |
太陽誘電 | 5,780 | --- |
株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続落、一時3万円割れの場面も終値では維持
2021年2月19日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
・日経平均株価 30,017円(▲218円、▲0.7%) 3日続落
・TOPIX 1,928.9(▲12.9、▲0.7%) 3日続落
・東証マザーズ株価指数 1,265.4(▲7.2、▲0.6%) 3日続落
東証1部上場銘柄の概況
・値上がり銘柄数:590、値下がり銘柄数:1,521、変わらず:83
・値上がり業種数:3、値下がり業種数:30
・昨年来高値更新銘柄数:20、昨年来安値更新銘柄数:0
東証1部の出来高は12億2,374万株、売買代金は2兆4,668億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。決算発表もほぼ終わって手掛かり材料に乏しかったため、前日以上に様子見スタンスが強くなりました。
そのような中、日経平均株価は米国株安を背景に利益確定売りが優勢となり、3日続落となりました。ただ、取引時間中に一時3万円を割り込む場面も見られましたが、終値では3万円台を維持しています。
取引時間中の高値は30,169円(▲67円)、安値は29,847円(▲389円)となり、値幅(高値と安値の差)は約322円。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日続落となりました。
東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は7日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億2,928万株、売買代金は2,366億円となり、いずれも前日より減少しました。
前日よりは減ったものの、個人投資家の物色意欲は強く、売買代金は207日連続で1,000億円を上回り、7日連続で2,000億円を上回っています。
一方、新興市場でも利益確定売りが優勢となった結果、株価指数は3日続落となりました。終値でも1,300ポイント回復はやや遠のきつつあります。
ファーストリテイリング10連騰ならず、ネット証券株ではマネックスGが連日の暴落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
・東京エレクトロン <8035>
・アドバンテスト <6857>
・KDDI <9433>
ハイテク株の一角が買い戻され、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体製造装置株に加え、村田製作所 <6981> 、太陽誘電 <6976> 、ローム <6963> など電子部品株も上昇しました。
さらに、日立製作所 <6501> 、NEC <6701> 、富士通 <6702> などにも買い戻しが見られたものの、上昇は小幅に止まっています。
その他では、この日も商社株が物色され、三井物産 <8031> と伊藤忠商事 <8001> が上昇しましたが、3日ぶりに昨年来高値を更新することもなく、上昇は限定的に止まりました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
・ファーストリテイリング <9983>
・ファナック <6954>
・中外製薬 <4519>
直近の株価指数上昇を大きく牽引してきたファーストリテイリングは、取引時間中に上場来高値を更新しましたが、その直後から売りに押されて終値は10日ぶりに下落しています。
また、前日に発表された工作機械受注額において、中国向けが大幅減少に陥ったことを懸念されてオークマ <6103> やTHK <6481> など工作機械関連株が大幅安となり、ファナックも▲4%超安の大幅下落となりました。
ハイテク株では株価上昇が続いてきたシャープ <6753> が利益確定売りに押されて一時▲8%安へ急落しています。さらに、自動車株も総じて冴えない値動きが続き、トヨタ自動車 <7203> は小幅安ながら4日続落で引けています。
その他では、こちらも株価上昇が続いていたネット証券株が大幅安となり、17日(水)まで12連騰を続けたマネックスグループ <8698> が一時▲13%安に迫る連日の暴落となり、GMOフィナンシャルホールディングス <7177> も一時▲10%超安の暴落、SBIホールディングス <8473> も3日続落となったことが目を引きました。
出典:LIMO
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