先読み作戦指令室=日特建設:20期ぶりピーク利益更新見通しもなお上ブレ期待
日特建設<1929.T>を狙いたい。
1947年、ダム基礎を創業工種として始まり、環境防災、維持補修、都市再生分野などの専門工事に特化した地質に強い専業会社。国土強じん化、防災、減災などの政策に乗り、今後の事業環境に明るさ。麻生太郎副総理・財務相の甥の麻生巌氏が社長を務める麻生の子会社が筆頭株主。
2月9日に21年3月期連結の経常利益予想を40億円から51億円(前期比4.5%増)へ、純利益予想を26億円から34億5000万円(同5.9%増)に上方修正した。修正の要因は完工分の受注高増加が寄与、販売費および一般管理費の抑制も効いている。経常利益は20期ぶりピーク更新となり、純利益は13年3月期のピーク利益(35億5200万円)更新を視野に入れた。
ただ、第3四半期累計(20年4月-12月)の経常利益は41億3500万円(前年同期比11.8%増)、純利益は27億5100万円(同12.2%増)と業績進ちょく率は順調で、3月期末に収益が集中化する公共投資比率が高いことから、通期業績再上ブレの期待も出てきそうだ。
配当は中間期8円(前年同期10円)を実施、期末は18円(同28円)の計画だが、今後の上ブレ次第では期末配当増額の期待さえも出てきそうだ。
日足は2月1日に759円まで押してから底入れ反転。週足、月足は順調に下値を切り上げる相場に入っている。
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出典:モーニングスター社
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