広告宣伝ビジネスを展開する日宣<6543.T>は新型コロナウイルスの影響でイベントが中止になるなど苦戦が続いてきたが、主力の放送・通信向けは堅調で、住宅などのライフ分野が回復。21年2月期業績は第3四半期累計段階まで前年同期比増益で推移している。
上期は新型コロナの影響で2ケタ営業減益となったが、9-11月の復調で第3四半期累計では営業利益2億1800万円(前年同期比6.2%増)を確保。全国のケーブルテレビ局向け番組情報誌「月刊チャンネルガイド」が堅調に推移した。住まい・暮らしのライフ分野でもコロナ禍での住宅販売の営業手法が変化していく中で営業活動支援施策の受注を獲得。オンラインイベント支援なども行った。
通期計画の営業利益は3億3100万円(前期比13.8%増)を計画している。PBR(株価純資産倍率)1倍割れの時価には割安感が強く、見直しの余地がありそうだ。
出典:モーニングスター社
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