2020/8/25 17:40
あす26日の東京株式市場は、強弱感が対立か。国内に手掛かり材料は乏しく、引き続き海外要因に左右されやすい。ただ、25日の日経平均株価は一時、新型コロナウイルス感染拡大で急落する前の水準(2月21日終値2万3386円)を回復し、基調の強さを印象付けた。その一方、買い一巡後に伸び悩んだことから目先達成感につながる可能性も残り、上値での戻り売りへの警戒感とともに、微妙な段階にあると言えそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大懸念が続くなか、経済正常化への期待は根強いが、実態とのカイ離から、景気回復が確認できないと株高現象にも限界が生じてくるとの見方も出ている。
25日の日経平均株価は大幅に3営業日続伸し、2万3296円(前日比311円高)引け。朝方は、新型コロナウイルス治療への期待感を背景に24日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。時間外取引での米株価指数先物高も支援要因となり、上げ幅は一時440円を超えた。一巡後は、徐々に上値が重くなり、大引けにかけて伸び悩み商状となった。市場では、「下値はがっちり支えられているが、さらに上値を追うにはインパクトのある材料が必要だ」(中堅証券)との声が聞かれた。
出典:モーニングスター社
----------------------------------------------------------------------
※投資の最終的な判断はご自身でお願い致します。
このブログに掲載の情報は、投資を保証するものでは一切御座いません。
連絡先:iso_investment@yahoo.co.jp