2020/8/21 17:37
今週(17-21日)目に付いたのは、17日と20日のマーケット。17日の日経平均株価の安値は前日比220円安の2万3289円で、終値は192円安の2万3096円。そして20日は安値が258円安の2万2851円で、終値は229円安の2万2880円。ともに日銀によるETF(上場投資信託)買い入れが実施されていなかった。
そして、分かりにくいのが、18日にETF買い入れが803億円実施されたこと。18日の日経平均の安値は147円安の2万2948円で終値は45円安の2万3051円。続落して一時2万3000円を割り込んだためとも思われたが、では何故20日に買い入れを実施しなかったのか。月間のETF買い入れは7月が約6000億円で、8月は20日までの累計が約1800億円。1カ月の予算枠が1兆円であることを考えると、かなり消極的という印象だ。8月第2週(11-14日)において海外投資家は3664億円を買い越し、8月14日現在の2市場合計の金額ベースの信用倍率は2.24倍へと低下。日銀が需給の好転に遠慮しているのかどうか、来週も注目が怠れない。
出典:モーニングスター社
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