アオキスーパー<9977.T>は着実な上昇基調が続いている。時価2800円台の前期実績PBR(株価純資産倍率)は0.8倍で依然として割安感が強く、今後も上昇が続きそうだ。
同社は愛知県西部を地盤に、食品スーパーを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要の拡大をとらえ、21年2月期の第1四半期(3-5月)決算は大幅な増益となった。
単体売上高は283億8600万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は12億6400万円(同3.8倍)だった。4月に緊急事態宣言が発令され、外食機会の減少、テレワークの増加、旅行機会の減少など在宅時間が増加し、内食需要が高まったことで売上高が伸びた。広告の配布・配信の自粛で、コストも減少している。
通期業績予想は未定。ただ、新型コロナの影響は引き続き大きく、第2四半期以降の収益増も期待できよう。
出典:モーニングスター社
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