先読み作戦指令室=ベルテクス:国土強じん化、電線地中化など国策の流れに乗る
ベルテクス<5290.T>に注目したい。
18年にゼニス羽田とホクコンが経営統合してスタート。コンクリート2次製品が主体、このほか、パイル、防災事業でも展開。
今年もそうだが、毎年、大きな自然災害が日本列島を襲っている。テレワーク時代本格到来に備えるためにも、災害に弱い地方の国土強じん化政策推進は待ったなしの状況だ。同社は浸水対策コンクリート2次製品など防災関連製品を幅広く手掛けるとともに、落石・崩壊土砂・雪崩対策、法面保護工事など防災事業でも展開、強じん化関連の流れに乗る。電線地中化を政策にあげている小池都知事が再選、電線地中化関連のテーマにも乗るなど、多彩な材料性を持っている。
21年3月期連結の営業利益は40億円(前期比5.6%増)、純利益は25億円(同7.0%増)、期末配当は50円(前期末は特別配当10円を含む60円)の見通し。
株価は3月13日1267円、4月6日1255円、同月22日1265円とトリプルボトムを付けてから底入れ反転した。ここ微調整しているが、上昇トレンドの75日移動平均線接近とそろそろコツンときていいタイミング。PBRは0.6倍台、PERは6倍前後と割安感も。
3月31日時点での保有自己株式は282万3167株だったが、5月25日-6月29日に11万2200株を追加取得、株式需給は改善している。
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出典:モーニングスター社
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