パワーソリューションズ（＝ＰＳＯＬ）<4450.T>が下値を切り上げる展開となっている。押し目はチャンスになりそうだ。
同社は金融機関向け業務コンサンルティング、システム受託開発、運用保守を手掛ける。複数のシステムインテグレーターが提供する多様な汎用サービスの統合と、オーダーメード開発に強み。
また、新サービスの投入に積極的で、４月にはＲＰＡ（ロボットによる業務自動化）ソフトウエア業界の世界的なリーディングカンパニーであるＵｉＰａｔｈの日本法人が提供するＲＰＡプラットフォームを活用し、不動産会社向けクラウドサービス「いえらぶＣＬＯＵＤ」を提供するいえらぶＧＲＯＵＰ（東京都新宿区）と組んで不動産業界向けＲＰＡ導入促進サービスを開始した。
最近はＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）に関連し、ＲＰＡをはじめ各種ＩＴ技術を活用するニーズが拡大している。同社にとってはビジネス好機となっており、コンサルタントの積極的な採用、育成とともに、金融機関にとどまらない幅広い業界の顧客開拓に注力中だ。
２０年１２月期の単体業績は売上高３２億６２００万円（前期比１３．６％増）、営業利益３億５６００万円（同２．５％増）で増収増益を見込んでいる。
出典：モーニングスター社
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